遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

蕗の薹

2019-02-10 16:27:24 | 日記
平成31年2月17日(日)

蕗の薹 : 蕗の芽



蕗はキク科の多年草、山野に自生する。
春未だ浅き雪の間や土手等に、地中から萌黄色の
花茎を出し、その外側に大きな鱗の様な濃赤紫色
の葉が包み、さながら早春の妖精を思わせる風姿
が覗く。
花の開かないうちに摘み取った蕗の薹は、ほろ苦
い風味と香り、爽やかな旨味がある。

大きくなり過ぎたものは、苦みが強く美味しく
無いので小振りのものを選ぶ。
乾燥し易いので、摘んだら早めに食べるか、
ポリ袋に入れ冷蔵庫で保管する。

カリウムが豊富で、高血圧の予防や手足の浮腫み
を取る。発癌物質を抑制する。胃腸を整える等
の効能がある様です。





天婦羅、蕗味噌、和え物等が美味しいが、
灰汁が在るので、
下茹でをして、茹でる時には沸騰した湯に塩を
加え、蕗の薹を入れて3~4分茹でる。
その後直ぐに冷水に入れて暫く晒して置く。
冷めれば灰汁が抜ける。


東谷山に「蕗の薹」の畑があり、丁度今頃、
蕗の薹の若い芽が顔を覗かせている。


また、平針農業センターへ吟行に行った際、
沿道のアバラ家の脇の草叢にも蕗の薹が、
生えていたのを思いだした。


今日の1句

土の青蕗の薹より始まりぬ      ヤギ爺
 


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