令和4年2月1日(火)
滑 子 : なめこ
広葉樹の山毛欅(ぶな)や楢(なら)等の倒木や切り株等に
生じる茸。
野生のものは香りが在り、傘は半球形で後に扁平となり、そ
の大きさは3~8cmくらいである。
天然もの
全体に茶褐色でぬめりに覆われている。寒さに強く早くから
東北地方で栽培され、今ではオガクズ等を用いて大量に出回
るようになったが、風味に乏しい。
普通あナメスギタケ、ヌメリスギタケなどの事をこう呼ぶが
地方に依っては他の茸のことを指すので紛らわしい。
現在流通しているものの殆どは、菌床栽培品であるが過って
は平箱で種菌接種後、自然状態と変わらぬ環境下で、屋外で
も栽培が行われていた。
菌床栽培、
今では栽培期間を短くするために、空調管理された室内で、
「平箱」「ブロック」「ビン」栽培が行われている。
菌床の培地は広葉樹のオガクズに粉糠や衾(ふすま)を混ぜ
た物が使用される。
温度管理が徹底された環境で、栽培期間は70~120日程
である。湿度や光の調整も徹底されている。
なめこは食用となり、味噌汁や蕎麦の具、お浸し、和え物、
炒め物などに重宝される茸である。
私も好みの食材の一つで、週n2,3度はなめこおろしを、
蕎麦屋に入ればおろし蕎麦や、山菜蕎麦に必ず入っている。
冬場には,なめこ汁(味噌汁)が良い、、、
最近、数ーパーやコンビニ等で、カップ入りのなめこ汁を
よく目にし、見つければ買い求めている、、、、、、、。
今日の1句
ピリ辛の滑子おろしの目覚めかな ヤギ爺
(大根おろしは、辛いのが佳い、、、)
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