遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

納豆の日

2020-07-10 16:01:59 | 日記

令和2年7月10日(金)

納豆の日

今日、7月10日は納豆の日

語呂合わせで、7は「な」、10は「とう」と読む

関西納豆工業協同組合、関西地区の納豆消費の拡大

を狙って、1981年(昭和56年)に制定。

その後、全国納豆協同組合連合会が1992年(平

成4年)に、「7月10日を納豆の日」と決め、

全国的な記念日となった。

納豆は、大豆を蒸し、麦と麹を加えて発酵させて

塩水に漬け、重石をして熟成させた後に香辛料を

加えて乾し上げた食品。 古来は、もっぱら寺院

で造られたもので、「塩辛納豆」「大徳寺納豆」

「浜納豆」「寺納豆」等と呼ばれる。

亦、よく煮た大豆を藁苞等に入れて適温の中に

置き、納豆菌を繁殖させて造った食品。粘り気

が強いので糸引納豆と呼ばれ、今日普通に納豆

というのは、この種のものをいう。

今では蒸し大豆に直接大豆菌を散布して発酵さ

せたものが多い様である。

従来、関西では納豆を余り食べる風習が無く、

私も納豆を食べたことは全くなかった。

私は、前の「東京オリンピック」(昭和39年)

の年から4年間、東京で下宿生活をしていた。

毎朝、かならず食卓に納豆が出され、他の人は

皆納豆をご飯にかけ、或いは味噌汁に入れて

食べていたが、私は恐る恐る、ほんの少し口に

したが、そのネバネバ感と、独特の匂い、苦み

に閉口した。 以降絶対口にしなかった。

一年後、友人の紹介で下宿が大岡山から下北沢

へ移った。

其処の寮母さんは、私の母より少し年上のとて

も優しい方で、朝、私が納豆を食べないのを見

て、生卵を解いてくれ「これと一緒にどうぞ」

これをご飯に掛け食べる、、、するりと喉を

通り、、、、やがて口に馴染む様になり毎朝

抵抗なく食べられる様になった。

今では、納豆そのものが好きになり、寿司の

納豆巻きや軍艦巻き等も好んで食べている。

 

今日の1句

やっとこさ納豆くささ忘れをり    ヤギ爺