遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

茅の輪くぐり

2020-07-01 16:27:08 | 日記

令和2年7月1日(水)

名越の祓 : 夏越(なごし)、茅の輪

陰暦の6月晦日に行う祓いの行事

陽暦のなってからは、6月30日、7月31日に

行う神社等、日時は様々である。

名越祓(なごしはらい)とは、形代に半年間の

穢(けがれ)を託して川に流したり、茅の輪を

くぐることが一般的に行われる。

陰暦の12月晦日を「年越し」というのに対し

6月、即ち水無月の晦日を「夏越し」と呼んだ。

 

名越の祓いや茅の輪くぐりの風習が各地に残る。

茅の輪は「茅」(ちがや)で作った輪を20~

30cm程の太さに重ね、直径3m位の大きな

輪に仕立てた物。 これを神社参道等に支柱で

支え、「結界」(寺院の内陣と外陣との間)の

しるしとする。これを宮に向かい、八の字に

3回くぐって、身を祓い清める。

全国各神社では曜日も違え、様々な行事を行う。

護国神社

 

この地方では、名古屋市中区(名城近く)にある

「護国神社」では、毎年6月の最終の日曜日に茅

の輪くぐりが行われる。(今年は6月28日)

京都伏見稲荷大社

 

福岡太宰府天満宮

 

全国では、「京都の伏見稲荷大社」や福岡の「大

宰府天満宮」等が有名である。

 

今日の1句

ながらへて茅の輪くぐりの霖雨中    ヤギ爺