令和2年7月1日(水)
名越の祓 : 夏越(なごし)、茅の輪
陰暦の6月晦日に行う祓いの行事
陽暦のなってからは、6月30日、7月31日に
行う神社等、日時は様々である。
名越祓(なごしはらい)とは、形代に半年間の
穢(けがれ)を託して川に流したり、茅の輪を
くぐることが一般的に行われる。
陰暦の12月晦日を「年越し」というのに対し
6月、即ち水無月の晦日を「夏越し」と呼んだ。
名越の祓いや茅の輪くぐりの風習が各地に残る。
茅の輪は「茅」(ちがや)で作った輪を20~
30cm程の太さに重ね、直径3m位の大きな
輪に仕立てた物。 これを神社参道等に支柱で
支え、「結界」(寺院の内陣と外陣との間)の
しるしとする。これを宮に向かい、八の字に
3回くぐって、身を祓い清める。
全国各神社では曜日も違え、様々な行事を行う。
護国神社
この地方では、名古屋市中区(名城近く)にある
「護国神社」では、毎年6月の最終の日曜日に茅
の輪くぐりが行われる。(今年は6月28日)
京都伏見稲荷大社
福岡太宰府天満宮
全国では、「京都の伏見稲荷大社」や福岡の「大
宰府天満宮」等が有名である。
今日の1句
ながらへて茅の輪くぐりの霖雨中 ヤギ爺