平成28年1月7日(木)
人日の日(1月7日)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/37/ba0c4f805b2996f4bfe172d92d9fd877.jpg)
七草粥
今日は、名古屋市内の幼稚園、小、中、高校の始業式
3学期の始まりです。
≒2週間の冬休みも終り、子供達は集団で登校しました。
一宮の孫達も始業式を済ませ、昼少し前に帰宅した様子です。
亦、1月7日は「松納め」、正月祭事の終りを告げ、門松や
締め飾りを取り払い、正月が終り平日に戻る日でも有ります。
この7日は、昔から「七草粥」を食べる風習が有ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/50/0f9388ed82980ad92da1b87440054393.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/6b/f1f34c89109e231d3616ae5cf4a8b738.jpg)
七草粥
中国の「荊楚歳時記」(けいそさいじき)に、正月七日を
人日とし、七種の菜を以て羹(あつもの)をつくる。
と在り、これが日本の七草粥の起源とされて居ます。
※ 羹(あつもの)は、熱もの、吸い物とされる。
宮廷の貴族たちが正月七日に7種類の若菜を羹にして
食べ、邪気を除き、万病に掛らないと考えられていた。
1月7日の朝の粥に、七種を叩いて刻んだものを入れて
食べていた。
江戸時代にはこの風習が庶民の間にも広く普及した様です。
雪国等では七種が揃はず、芹にタラの芽等を入れ鏡モチを
加えて雑煮として食べたようです、、、。
俎板(まないた)で叩く時、「七草なずな、唐土の島と
日本の島と渡らぬ先に七草なずな、、」と囃しながら、
出来るだけ大きな音をたて俎板を叩き刻んでいきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/c1/3ac4efab1dea95fd6ee90d3eaa1602bf.jpg)
鈴木春信「七草粥」(日本浮世絵博物館所蔵)
俳人の名句
俎板の染むまで薺打ちはやす 長谷川かな女
ななくさも昨日と過ぎし身のほとり 富安 風声
この七草を数え唄の様に、次の順序でリズム良く唄う様に
覚えなさいと、姉達から教えられました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/79/18b44db4e0889cc8fbb73b77b3c32c91.jpg)
芹(せり)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/7f/4dd9471f4da6472c01a0ec62f245b7d8.jpg)
薺(なずな)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/78/ccd1a0a330c12c9e7b86107d6795bdbc.jpg)
御形(ごぎょう)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/7f/4dd9471f4da6472c01a0ec62f245b7d8.jpg)
繁縷(はこべら)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/1c/50758f8d678a97333d45bca248c694c2.jpg)
仏の座(ほとけのざ)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/7f/4dd9471f4da6472c01a0ec62f245b7d8.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/4b/9ad41d6b90c874af3364ca85b2acadb9.jpg)
菘(すずな)蕪のこと
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/25/9b77db547ad4c41b88c2035d292bfc36.jpg)
蘿蔔(すずしろ)大根のこと
芹、薺(なずな)御形(ごぎょう)はこべら、仏の座、
菘(すずな)、蘿蔔(すずしろ)
※ 菘(すずな)は蕪のこと、蘿蔔(すずしろ)は大根のこと。
最近では七草を都心で見つける事は難しく、、、
スーパー等の店頭で、セットで販売している様です。
今日の1句
朝まだき七草粥の煮ゆる頃 ヤギ爺
人日の日(1月7日)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/37/ba0c4f805b2996f4bfe172d92d9fd877.jpg)
七草粥
今日は、名古屋市内の幼稚園、小、中、高校の始業式
3学期の始まりです。
≒2週間の冬休みも終り、子供達は集団で登校しました。
一宮の孫達も始業式を済ませ、昼少し前に帰宅した様子です。
亦、1月7日は「松納め」、正月祭事の終りを告げ、門松や
締め飾りを取り払い、正月が終り平日に戻る日でも有ります。
この7日は、昔から「七草粥」を食べる風習が有ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/50/0f9388ed82980ad92da1b87440054393.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/6b/f1f34c89109e231d3616ae5cf4a8b738.jpg)
七草粥
中国の「荊楚歳時記」(けいそさいじき)に、正月七日を
人日とし、七種の菜を以て羹(あつもの)をつくる。
と在り、これが日本の七草粥の起源とされて居ます。
※ 羹(あつもの)は、熱もの、吸い物とされる。
宮廷の貴族たちが正月七日に7種類の若菜を羹にして
食べ、邪気を除き、万病に掛らないと考えられていた。
1月7日の朝の粥に、七種を叩いて刻んだものを入れて
食べていた。
江戸時代にはこの風習が庶民の間にも広く普及した様です。
雪国等では七種が揃はず、芹にタラの芽等を入れ鏡モチを
加えて雑煮として食べたようです、、、。
俎板(まないた)で叩く時、「七草なずな、唐土の島と
日本の島と渡らぬ先に七草なずな、、」と囃しながら、
出来るだけ大きな音をたて俎板を叩き刻んでいきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/c1/3ac4efab1dea95fd6ee90d3eaa1602bf.jpg)
鈴木春信「七草粥」(日本浮世絵博物館所蔵)
俳人の名句
俎板の染むまで薺打ちはやす 長谷川かな女
ななくさも昨日と過ぎし身のほとり 富安 風声
この七草を数え唄の様に、次の順序でリズム良く唄う様に
覚えなさいと、姉達から教えられました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/79/18b44db4e0889cc8fbb73b77b3c32c91.jpg)
芹(せり)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/7f/4dd9471f4da6472c01a0ec62f245b7d8.jpg)
薺(なずな)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/78/ccd1a0a330c12c9e7b86107d6795bdbc.jpg)
御形(ごぎょう)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/7f/4dd9471f4da6472c01a0ec62f245b7d8.jpg)
繁縷(はこべら)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/1c/50758f8d678a97333d45bca248c694c2.jpg)
仏の座(ほとけのざ)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/7f/4dd9471f4da6472c01a0ec62f245b7d8.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/4b/9ad41d6b90c874af3364ca85b2acadb9.jpg)
菘(すずな)蕪のこと
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/25/9b77db547ad4c41b88c2035d292bfc36.jpg)
蘿蔔(すずしろ)大根のこと
芹、薺(なずな)御形(ごぎょう)はこべら、仏の座、
菘(すずな)、蘿蔔(すずしろ)
※ 菘(すずな)は蕪のこと、蘿蔔(すずしろ)は大根のこと。
最近では七草を都心で見つける事は難しく、、、
スーパー等の店頭で、セットで販売している様です。
今日の1句
朝まだき七草粥の煮ゆる頃 ヤギ爺