JR9RVKの雑記的業務日誌

HF帯のモービル運用をメインに行うアマチュア無線局と、その免許人の備忘録。

3か所目(144/430MHz用)のパイプ基台&同軸ケーブルを設置

2022年12月31日 16時47分33秒 | アンテナ系共通

これまで、シエンタのシステムキャリアには、2本のホイップアンテナを設置して手元の同軸切替器でバンドを常時2択していた。手前味噌ながら、これが非常に快適なんだな。

一方、144/430MHzのアンテナはボンネットに設置しているが、やはり見栄えが乱立系グロテスク?なので頻繁に着脱を繰り返している。加えて、受信時にエンジンやライト関連のノイズが若干影響していることが後に判明し、これらの改善を進めたいと思うようになっていった。

そんな状況の中、秋頃だったか「システムキャリアに3系統目となる144/430MHz専用のアンテナを取り付け、必要な時だけ使う(3本同時に立てない)ようにしよう。」というプランを思いつき、穴の追加工を経てWXの隙を見てセッティングした。その作業の流れは以下のとおり。

■パイプ基台の入手&追加工
既設のパイプ基台@COMET_RS-215を購入&加工。追加工内容は前回と同じで、φ7@M6ボルト用穴を2か所フライス盤で加工する。

■同軸ケーブルの製作
同軸ケーブル@3D-2Vを仮に這わせ、必要長さを確認。一応、他のバンドの実績を意識して、速度係数0.67と0.66の場合の自然数倍の値をExcelで計算。結果、145.00MHzでは5倍、433.00MHzでは15倍に近い値が妥協すべき値と判断し、L=3450mmにカットした3D-2VにMP-3とMJ-3DLコネクターをハンダ付けする。

■パイプ基台の抱き合わせ&再組立
一時的に既設のパイプ基台を取り外して洗浄(脱脂)後、腹合わせ?背中合わせ?&基台上面を揃えた上で穴位置が一致するように狙って強力両面テープで貼り合わせ、元のイメージで取り付ける。

■同軸ケーブルの敷設
基本的には既設ケーブルに沿うルートとし、必要に応じて強力両面テープやインシュロックで固定していく。

■ノイズ対策
前述したケーブル長さに余裕があることと、春頃にHF帯で送信した時に回り込みが発生する場合が数回あったため、TDK製クランプフィルタ(パッチンコア)@ZCAT3035-1330に3回巻き×2個で取り付けた。

■アンテナの取り付け
HF帯の場合は既設だったポジション、144/430MHz帯の場合は今回新設したポジションを使用、仮に2か所ともアンテナを取り付けた場合は受信専用が無難かと。ちなみにマグネットアースは結果的に両方に有効な気がするけど、既設だったポジション側が確実だと思う。

-・・・-
これでHF帯2本分をキープしつつ、助手席側(フロント側とバック側)はいずれか1か所を使用するようにすれば、システムキャリアには2本設置だけど、内部の配線をいじくらずにHF帯と144/430MHzを最大2台のリグで対応可能になった。

やっぱり、常時HF帯で2本必要って訳でもないので、そういう時だけでも144/430MHz用アンテナを高い場所に設置できれば美味しいかな~って。加えて前述のノイズも無くなるだろうしね。ちなみに、どうしてもHF帯を2本立てで使用中に144/430MHzが必要になった場合は、ノイズに妥協(承知)してから内部の配線を変えてボンネット基台&ケーブルを使用していくしかないかな。まぁ滅多に無いことだと思うけどね。

-・・・-
と言うことで、年始のQSOパーティー2023は地上高1794mmに設置したアンテナで参加したい。聴こえていましたらお相手よろしくお願いします。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« PDモバイルバッテリーを充電... | トップ | FT-818が事実上の生産終了っ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

アンテナ系共通」カテゴリの最新記事