探鳥会通信

日本野鳥の会千葉県で開催している探鳥会の様子等をゆる~く、まったりお伝えします。

西印旛沼探鳥会(2024年3月17日)

2024年03月19日 21時10分18秒 | 探鳥会

集合場所にやってきたシジュウカラの声は軽快でした。
探鳥会開始時は穏やかな晴天でしたが、天気予報によればこの後は強風が吹くのだそう。
どうなることでしょうか?


宿内公園では、枝に止まっていたカワラヒワの小群が去った後、小鳥の声がしないと思ったらツミが飛んでいきました。


満開の花桃にメジロやヒヨドリが集まって盛んに蜜を吸い、嘴が花粉まみれになっています。
これで多くの花が受粉することでしょう。


樹木の花々を眺めながら民家の続く小道を抜けると臼井城址公園です。
まだ河津桜の花が残っていました。途中エナガやアカハラ、ジョウビタキなどを確認できました。


強風に耐えるモズです。この日は、小鳥のさえずりを聞こう、ツバメを見つけようと意気込んでいたのですが、
田んぼに出ると強風がゴーゴーと吹き荒れ、もはや小鳥の声は聞き取れず、飛びもしません。


沼は波立ち霞んでいます。スコープを飛ばされそうになりながらも、
マガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カンムリカイツブリ、セグロカモメなどを見ることができました。
ユリカモメはどこへ行ってしまったのか、一羽も姿が見えません。


突然、沢山のドバトが慌てるように飛んできて、見ればその後を追うのはハヤブサでした。
参加者たちから「速い!」と声が上がります。


風を避けるように降り立ったアオサギは、美しい婚姻色を呈していました。


強風を踏ん張りながら鳥合わせです。小鳥の確認が難しかったのでこの日は34種類。参加者12名。
花桃や木蓮や山茱萸(サンシュユ)、ミモザが満開。
柳が芽吹きスミレも咲き始め、春の嵐の中でしたが季節を満喫した探鳥会でした。
来月にはきっとツバメに出会えることでしょう。

今後の探鳥会の予定はこちら
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