探鳥会通信

日本野鳥の会千葉県で開催している探鳥会の様子等をゆる~く、まったりお伝えします。

谷津干潟探鳥会(2022年9月25日)

2022年09月27日 11時00分00秒 | 探鳥会

台風の影響が心配でしたが好天に恵まれ7月以来の谷津干潟探鳥会開催です。
連休最終日でしたが17名(+幹事4名)のみなさんにご参集いただきました。


この日は大潮ですが干潮は11時ころの予定なのでまだ水が満ちていました。
ダイサギなどサギ類が全体に拡がっていましたのでデッキから双眼鏡で観察です。


少し進むと干潟の色と保護色のようなイソシギが歩いていました。


水路にかかる橋から角度を変えて鳥を観察します。


この日の主役はサギ類(ダイサギ、コサギ、アオサギ)でした。
するとカワウの群れが集まりボラなどの「追い込み漁」を始めました。ダイサギも一緒に参戦しました。


本日は季節柄シギ・チドリを期待しましたが残念ながらイソシギ以外空振りでした。
前日はコチドリ等も見られたとのことでしたが・・・


干潟を半周して谷津バラ園付近で休憩しました。
トイレを利用させていただいているバラ園前の谷津公園には読売巨人軍発祥の地というモニュメントがあります。


カワウの日向ぼっこをパチリ。羽を乾かしているカワイイ若い個体です。


鳥果は今一つのまま淡水池に到着。
はじめは何もいないかと落胆しましたが何とかカイツブリ、カワセミを観ることができました。


センター前の芝生広場で鳥合せです。今日出た鳥は19種でした。
今年ももうカレンダーの季節になり開始前と開始後に販売させていただきました。
多くの方にご購入いただきありがとうございました!

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江戸川探鳥会(2022年9月17日)

2022年09月19日 15時00分00秒 | 探鳥会

久しぶりの江戸川探鳥会です。松戸駅に集合し、静かな松戸神社で探鳥会コースの説明とトイレ休憩です。
横の坂戸川にはカルガモ1羽、所々にハグロトンボが見られました。


江戸川の土手に出ると、川とは反対側の林からグェーイと鳴き声が聞こえてきました。


オナガ数羽が林伝いに移動中で、胡麻塩頭の幼鳥も見られました。


松戸川沿いの緑道をヒタキ類を探しながら歩きましたが、小鳥の鳴き声は多くありませんでした。


緑道の脇にはこの季節らしく彼岸花が所どころに咲いています。


再び、土手に上がると川沿いの立ち木に猛禽がとまりました。これが小鳥の声が少ない原因らしい。


望遠鏡でよく見ると、虹彩が黄色、顔つきも幼いノスリの幼鳥でした。


こちらに気がついたのか、飛び立ち上空を旋回し始めました。尾羽も風切羽もまだフレッシュな状態です。


幼鳥を近くで見守っていたのか親鳥も子供と一緒に上空を旋回し、遠ざかりました。


コスモス畑を歩くと時々驚いたヒバリが飛び出しますが、期待したノビタキは見られませんでした。


上葛飾橋の下の日陰がコースの終点です。遠くにチョウゲンボウを確認した後、鳥合わせを行いました。
確認した鳥は26種、18名の方に参加いただきました。次回は11月19日、ご一緒に冬鳥を探しましょう。

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花見川探鳥会(2022年9月11日)

2022年09月15日 11時30分00秒 | 探鳥会

2カ月ぶりに花見川探鳥会も再開しました。
花島公園の谷津池には繁殖を終えたカルガモ達が羽を休めています。
よく見てみると風切羽がまだ生えきってないようで、飛んでいる個体はいません。


花見川に出るとキバナコスモスが咲いていて秋の装いです。
川に目を向けると水草の中にダイサギとアオサギが見られます。


やや風が強いせいか、花島橋の上から花見川の上流や下流を見ても鳥影はありません。


花見川沿いの遊歩道を進んでいるとカワセミが姿を見せてくれました。
カワセミは背を向けているので、綺麗な背中の青をゆっくりと見ることができました。


さらに花見川沿いの遊歩道を進むとシジュウカラやコゲラ,メジロの混群が現れました。
コゲラは肉眼でも分かるくらいの近距離で観察できます。


通称「タカ見台」脇の木が途中から切られていました。この木にはアケビが絡まって実が成っていたので、
来月には味見を楽しみにしていた方もいたのでちょっと残念です。
一部の実は大丈夫のようですが、来月まで残っていることを願っています。


柏井市民の森に入ると枯れかかっている木が何本か見られ、昨年と同じ木に大きなサルノコシカケが成っています。
昨年よりも多くなっているのですが、そろそろこの木も伐採されるかもしれません。


サルノコシカケの近くにコクワガタを見つけました。


探鳥会の最後の鳥合わせですが、いつも使用する東屋は先客がいたので団地の中の木陰で行いました。

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小櫃川秋の探鳥会【2022年9月4日)

2022年09月06日 10時00分00秒 | 探鳥会

偶数月第1日曜が定例開催日ですが、9月は秋の渡りの時期ということでスポット開催しています。
前回8月はBA5拡大懸念で中止としましたが今回から再開しました。
残暑が厳しい中14名(+幹事5名)の方にご参集いただき、集合場所の金木橋下で受付をしています。


金木橋から車で小櫃川下流(舟溜)へ移動して探鳥開始です。
土手を進むとすぐに桜の木にコゲラの幼鳥が!
ずっと留まってよい被写体になってくれましたが怖がらせたかな・・・ごめんなさい。


雑草が伸び放題のヨシ原を抜け干潟(前浜)へ到着。
今日は小潮で満潮になる時間帯のため水際は比較的近くでした。みんなでシギチを探します。


干潟に流れ着いた棒切れにシギチが休憩していました。
メダイチドリと未確定ですがシロチドリか。少し離れたところにミユビシギ、トウネンも。


背後のヨシ原ではセッカやヒバリが飛び交っていました。TVで裁縫する鳥として紹介されたセッカです。


干潟、ヨシ原だけでなく上空にもなにやら動きが・・・


ミサゴが悠然と近くを旋回してくれました。綺麗な個体ですね。
他にも沖合の杭にとまる個体など複数のミサゴが観察できました。


9月は各地で鷹の渡りが見られる季節ですが、ここでも上昇気流が生じているのか鷹柱ならぬ
トビ柱(含ミサゴ)が見られました。当地では珍しいです。


シギチが少ないな~と残念がっていると独特の鳴き声でアオアシシギが現れました。
この後にはチュウシャクシギの小群も確認できました。


昼食前に鳥合せをしました。
シギチもそれなりに確認できましたが、いかんせん以前と比べて個体数が少ない印象なのが残念です。
次回は10月、秋の探鳥会はどうでしょうか?気候もよくなりますので是非足をお運びください!

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