探鳥会通信

日本野鳥の会千葉県で開催している探鳥会の様子等をゆる~く、まったりお伝えします。

三番瀬探鳥会(2024年6月16日)

2024年06月23日 15時43分33秒 | 探鳥会

デイゴの花が咲いた木の下に参加者9名様が集合です。新宿や富津からもご参加くださいました。


まず、正面の潮干狩りネットの中にウミネコが休んでいます。


第1回夏羽や第2回夏羽の姿がありました。


隣のネットの中にオオソリハシシギがいました。


見ていると飛び立ち、市川側の干潟に降り、良く見ることが出来ました。


船橋側突堤に移動中、砂の上にはたくさんのカニがうごめいています。


突堤ではカワウ、ウミネコ、ミヤコドリが休憩しています。
遠くの貝殻島にスズガモ2羽を発見!と人が入り、鳥たちは逃げだしました。
1羽のスズガモが近くにきてくれ、ゆっくりと観察できました。


環境学習館にツバメが営巣しています。手すりに止まった幼鳥を見て本日は終了です。
観察数は16種でした。

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西印旛沼探鳥会(2024年6月16日)

2024年06月21日 09時52分59秒 | 探鳥会

直前に降った雨はなんとか上がり曇天無風の天候の中、
西印旛沼コースは初めてという方5名を含む15名がお集まりくださいました。


さっそくやってきた鳥は若いイソヒヨドリの雄でした。


公園のうっそうとした木々の枝葉が微かに揺れ、ちらちらと小鳥が見えています。


シジュウカラ、ヤマガラ、エナガ、コゲラ、メジロの混群で、幼鳥もたくさん混じっていました。



中盤、再び空を厚い雲が覆い蒸し暑さが増して雨が降るかと危ぶまれましたが、
ツバメは空高く飛んでいて、その「ツバメ予報」どおり水田に出るころには少しずつ晴れてきました。
さっそくかなり上空を猛禽が、高速でまっすぐに飛んできました。


ハヤブサでした。


雛が生まれ餌捕りに忙しくなったのか、水田にサギの姿が見られるようになりました。
チュウサギとダイサギです。セッカやヒバリの声も聞こえています。


参加者それぞれの視線があちこちに向いている状態です。
トビにオオヨシキリにキジのカップルにカルガモ親子と、観察が忙しくなってきました。


カルガモの子たちはずいぶん大きくなっています。


アジサシ類を期待した沼は静かでカワウ、カイツブリ、アオサギのみ。


鳥合わせ場所で、奥の水辺にふたたびカルガモ親子とカワセミ2羽を見つけ、
ホオジロやウグイスは元気のよい囀りを響かせてくれ、この日確認できたのは31種類。

子育てのこの時期は、日々鳥たちの行動が変化して面白いです。
来月の探鳥会はもちろん、機会があればぜひまたこのコースを散策してみて下さい。

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千葉ニュータウン探鳥会(2024年6月11日)

2024年06月12日 16時30分00秒 | 探鳥会

千葉ニュータウン中央駅前に14名の参加者にお集まりいただきました。
駅の周りの上空にはイワツバメが飛び交っていました。


ニュータウン大橋から下の戸神川調整池をのぞみます。
比較的近くにサギの営巣が見られるので、サギの特徴を比較観察できます。


調整池の両斜面にはカワウに加えダイサギ、チュウサギ、コサギ、ゴイサギ合計1000羽以上が営巣しています。


調整池の右岸側裏の遊歩道からはサギの巣を間近に見ることができます。


この営巣木ではチュウサギの巣が3段になっており、巣の中のかわいい雛の様子を見ることができました。


調整池の斜面林の一部は営巣防止のため伐採されています。
ここから左岸のサギコロニーの様子を広く観察できました。


戸神地区の宗像神社前から印旛沼まで広がる農耕地を一望できます。
いつも聞こえるホトトギスの声があまりしませんでした。


台地をおりて戸神川に向かう途中、田んぼの中にいるサギを見ています。


左からアオサギ、コサギ、チュウサギが並んでいました。
その大きさ、くちばしの色の違いをしっかり確認できました。
まわりではオオヨシキリ、セッカの囀りが聞こえてきます。


戸神川沿いに探鳥していると、上空高く3羽のサシバが現れました。
小さな飛び姿ですがしばらく旋回し楽しませてくれました。


北総花の丘公園のBBQ広場で昼食後、木陰で鳥合わせ中です。
確認した鳥は28種でした。冬の千葉ニュータウン探鳥会は12月6日(金)です。

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花見川探鳥会(2024年6月9日)

2024年06月11日 22時00分00秒 | 探鳥会

探鳥会は朝から曇り空です。梅雨の時期にしては例年よりも気温が高いにもかかわらず、
日差しが無いだけ楽な探鳥会になりました。


花島公園の池にはカモの姿はなく、周辺を今年巣立ったばかりのムクドリの幼鳥が行き交うだけです。
それでも、中島池の奥からカワセミの声が聞こえてきます。一瞬、メスが姿を見せてくれました。


中島池の畔に生えている桑の木に実がたくさん生っていて、今年生まれのムクドリの幼鳥が
入替わりやって来ては美味しそうに食べていました。


中島池の反対側ではスイレンの花が咲いていて、その上をシオカラトンボやコシアキトンボが飛び交っていました。


花見川左岸の遊歩道を歩いていくと、やっとカラ類の群れに出会いました。
でも、ちょっと高いところにいるので中々姿を見ることができません。


花見川沿いには多くのムクノキがあり、皆、実をたくさんつけています。
秋には実が熟して多くの小鳥達がやって来ると思うので、今から楽しみです。
 

さらに花見川左岸の遊歩道を歩いて近くでやっとカラ類の混群が近くで見ることができました。
木の枝先にシジュウカラ幼鳥三兄弟が揃っていました。 


通称、鷹見台と呼んでる場所で一休みしていると、上空をホトトギスが鳴きながら飛んでいきました。
一瞬ですがホトトギスを見ることができ、参加者は皆感動していました。


柏井市民の森は蚊が多いので探鳥会の最後の鳥合わせは、今回から団地の中のあずま屋で行いました。
観察種は19種でした。

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小櫃川探鳥会(2024年6月2日)

2024年06月04日 14時35分01秒 | 探鳥会

天気は不安定で次第に雨模様という予報でしたが、開始時は晴れ間も見え良い天気でした。
図鑑とバインダーを抱え生きもの大好きな女児とお母様を交え14名の皆様にご参加いただきました。
(+幹事5名)


小櫃川沿いの船溜りへ車で移動して観察開始。
すると対岸で1羽のチュウシャクシギが採餌していました。地面と同系の色合いで見つけにくかったです。


用水路でカニやカエルなどを観察しながら田んぼ道を進むと、
巣立って間もなそうなツバメたちが4羽電線にとまっていました。尾羽も短く幼い感じでした。


ツバメを観察していると大きな「ホーホケキョ」の声が!
なかなか姿をとらえにくいウグイスですが、しばし電線にとまってサービスしてくれました。
色合いは地味でした。


ヨシ原に向かう前に青々と広がる田んぼを観察するとダイサギ3羽とキジ♂を見ることができました。


ダイサギは婚姻色で嘴は黒で眼先が青みがかり脚もピンク色ぽく見えます。緑の中に白い個体が映えます!


セッカが飛び交いテリハノイバラが咲くヨシ原の道を進むと、すぐ目の前の竹?に見慣れない昆虫が!
ホシベニカミキリではとのこと。赤茶色の体が鮮やかでした。


ヨシ原を抜け前浜に到着しました。だんだんと潮が満ちてくる時間帯で水際もそんなに遠くはありません。
が、残念ながら鳥影がほとんどありません。


ようやくシギチが3羽飛来してくれました。オオソリハシシギでした。
夏羽の時期にしてはあまりオレンジ味がなく、若い個体でしょうか?


岸辺で昼食をとっていると黒い雲が近づき雨が落ちてきました。
慌ててヨシ原のポンプ跡へ移動して鳥合せをしていると小止みになりました。
今日の出た鳥は23種で前年同時期と同じでした。
鳥はもう一つでしたがこの時期ならではの生きものがいろいろ観察できて楽しかったです。

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