探鳥会通信

日本野鳥の会千葉県で開催している探鳥会の様子等をゆる~く、まったりお伝えします。

谷津干潟探鳥会(2023年5月28日)

2023年05月31日 16時06分27秒 | 探鳥会

そろそろ渡りのシーズン終盤ですが11名(+幹事3名)の方にご参加いただき探鳥会スタートのご挨拶です。
うす曇りで割としのぎやすい気候でした。


集合場所の観察デッキ前の干出した干潟にはシギチでもカワウでもなくハシブトガラスの群れが・・・若鳥たちでしょうか?


カラス以外の鳥を求めて遊歩道を進みますが鳥の気配が少ないです。


ようやく、ホンビノスガイの貝殻が散らばる干潟をコサギが餌を求めて歩いていました。


干潟には広い範囲にアオサが繁茂していてどこかゴルフ場のような景観です。
鳥は遠くにダイサギやアオサギが見られるだけでした。


谷津バラ園隣の芝生広場を過ぎ、ヨシ原の続く観察デッキでようやくオオヨシキリが見られました。
が、数は少なかったです。


北西ゲート付近でもヨシ原&水場を観察です。カワセミのダイブが見られました。
オオヨシキリの声もしましたが姿ははっきり捉えられません。


県道脇の歩道の樹木の中で盛んにオオヨシキリの「ギョギョシ、ギョギョシ」という声が聞こえ、皆で探しましたが姿は?
しばらく進んでから振り返ると樹のてっぺんで囀っていました。見つからない訳ですね。


センターへ戻る帰路の水辺にも鳥の姿はほとんどなく、スズガモの雌が1羽いただけでした。
越夏する個体なのでしょうか?


淡水池でカイツブリの親子やカルガモを確認してセンター前の芝生広場で鳥合せです。
今日の出た鳥は20種でした。
期待したシギ・チドリはもう渡ってしまったのかゼロでした。
少し早まっているような印象がありますが、どうなんでしょうか?

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西印旛沼探鳥会(2023年5月21日)

2023年05月23日 16時41分55秒 | 探鳥会

開始早々、かなり上空でしたがサシバとトビを見つけて幸先良いスタートを切り、
雑木林に到着するやいなや、今度はツミの声が聞こえてきました。


奥の枝に止まるツミを見つけました。ここに営巣しているのではなさそうです。


換羽の始まったツバメです。子育てが一段落したのでしょう。少しやつれて見えますね。
そして珍しいことに、住宅街にもかかわらず民家の木の中から、キビタキのきれいな囀りを聞くことができました。
移動中にたまたま枝に止まったのかと思いますが、ラッキーでした。


電線にはシジュウカラの幼鳥も見られました。盛んに羽繕いしています。翼も尾も短くて愛らしいです。


口いっぱいに餌を咥えたハクセキレイが屋根の上で一休み。子育て中の親鳥は大忙しです。


気温がどんどん上がってきて、日陰が心地よく感じます。植物も観察しながら進みます。


田んぼではオオヨシキリ、セッカ、ヒバリ、ホオジロなどが元気よく鳴く中、キジを見つけました。


キジのオスとメスです。この後別の場所で、ヒナが5羽つぎつぎと走って細い農道を横切る姿も見られました。


沼ではカイツブリ、カンムリカイツブリ、オオバンが浮いていて、葦の間にはオオヨシキリがにぎやかです。


鳥合わせ場所に到着。蒸し暑さが増して汗だくです。お疲れさまでした。
この日は開始前の早朝にチュウサギがいたとのことでしたが、探鳥会中にはすでに姿はなく、
ダイサギも数羽が上空を飛んでいく(おそらく営巣場所に向かっている)のを確認できただけでした。
子育てに忙しいのでしょう。新しい命が元気に育つことを祈ります。
来月にはヌマアジサシに会えそうです。

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江戸川探鳥会(2023年5月21日)

2023年05月21日 15時27分26秒 | 探鳥会

小雨の降る天気なので、屋根の有る場所で受付中です。
雨は次第にあがり探鳥会を、参加者13名、担当幹事5名で開始しました。


松戸神社へ行く途中、思いがけずコゲラが傍の木に現れ、神社前でオナガ5羽の群れにも出会いました。


江戸川の河川敷です。土手の草の上に1羽のカワラヒワがとまっていました。


ホオジロはあちらこちらで囀っていましたが、茂った葉陰に隠れ、その姿はなかなか見えません。
このホオジロ雄は近くの枝にとまり、その囀り姿をしっかりと見せてくれました。


オオヨシキリもあちらこちらで囀っています。前方の木からさえずりが聞こえます。


揺れる枝の中にやっと見ることが出来た囀るオオヨシキリです。


松戸川沿いの緑道で探鳥中です。
時々カワセミのチッーと鳴く声が聞こえ、樹上にはシジュウカラが飛びまわっていました。


土手下の道から探鳥中、モズの声が聞こえ、松戸川沿いの林の中にその姿を探しています。


見えたのはモズの幼鳥でした。周りから親モズか、警戒するキチッ、キチッという声がしました。


今度は土手側にキジが現れました。草に隠れて移動しますが、派手な顔は丸見えです。
近くには雌もいたようですが、なかなか姿が見えません。


花畑に出ると開けた空にトビとノスリが争うように旋回していました。
ノスリの羽は換羽中でボロボロでした。


ポピーが満開の花畑で鳥合わせ中です。出た鳥は、猛禽3種トビ、ノスリ、チョウゲンボウを含め28種でした。

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花見川探鳥会(2023年5月14日)

2023年05月18日 21時08分01秒 | 探鳥会

天気予報が前日の夕方の時点でもはっきりとしなかったせいでしょうか、探鳥会の参加者は2名でした。


花島公園では鯉のぼりが例年通り泳いで(?)いましたが、 鯉のぼりの数と大きさが 例年と比べ寂しいような気がします。


花島公園の中島池ではカモの姿がなくなり、飛び交っていたカルガモが時折、池に降りて休んでいるだけです。


先月、花見川の右岸を鮮やかな黄色で彩っていた菜の花も、全て種になったせいかまるで秋のようです。


花見川沿いの遊歩道の鳥もめっきり少なくなりましたが、アオサギが対岸に姿を見せてくれました。


いつも通り横戸緑地の昼食ですが、テープルの近くのクヌギの木から出る樹液には
もうオオスズメバチが姿を見せていて、しきりに樹液を舐めていました。


探鳥会コースの最後の坂の前で休憩です。かつてはここは水田だったのですが、
今は手入れがされておらず年々竹が覆うようになりました。
この奥で最後にホオジロの囀りを確認して探鳥会を終えました。

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房総のむら探鳥会(2023年5月11日)

2023年05月12日 19時00分00秒 | 探鳥会

集合場所のJR下総松崎駅にはツバメの巣があり、親ツバメが給餌のために、駅舎に頻繁に出入りしていました。
開始時間まで、観察したり、写真、動画を撮ったりとツバメを楽しみました。


駅の前の民家の屋根にムクドリが営巣しています。
この幼鳥はもう親鳥と同じ大きさなのに、まだ親鳥に餌をねだっていました。


坂田ヶ池公園の駐車場での参加者を受付中です。
駅から来る途中、水田でサシバとダイサギ、電線上にモズが観察されました。


カモ達は繁殖地へ飛び立ったのでしょう。ガゼボから見渡す坂田ヶ池にはカモは見えませんでした。


浮橋の手前で、樹間を飛びまわる小鳥を観察中です。


見られたのはエナガの群れ、中に幼鳥が混ざっていました。


水生・湿生植物園にはキショウブの花が一面に咲いていました。
ここから古墳が多くある風土記の丘に上がりました。


風土記の丘の入り口、旧学習院初等科正堂の裏にある大きなユリノキは今年もきれいな花を見せてくれました。


緑道を進むと木の上から小鳥の鳴き声が聞こえてきます。
高い木の上を見上げ、メジロ、エナガ、コゲラを探しています。


しばらく行くと、キビタキの美しい囀りが聞こえてきます。
声の方向を頼りにその姿を探しますが、見られたり、見られなかったりでした。


更に進んだ場所で再度キビタキの囀りが聞こえました。
今度は判り易い枝にとまってくれ、多くの方がその姿を見ることが出来ました。


昼食後、4月29日にリニューアルオープンした風土記の丘資料館前で鳥合わせ中です。
確認した鳥は24種と多くはありませんが、サシバもキビタキも見られたので満足です。

キビタキさえずり

キビタキの姿を見られなかった方のために、夏鳥キビタキの囀り姿を動画でお見せします。

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