探鳥会通信

日本野鳥の会千葉県で開催している探鳥会の様子等をゆる~く、まったりお伝えします。

バードウオッチングに行こう!(北印旛沼探鳥会編)

2023年10月30日 18時03分46秒 | 探鳥会
バードウオッチングに行こう!(北印旛沼探鳥会編)

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北印旛沼探鳥会(2023年10月22日)

2023年10月23日 16時59分23秒 | 探鳥会

穏やかな秋晴れの朝、甚兵衛公園に18名の参加者さんがお集まりくださいました。
沼も空も清々しい青色につつまれて、今期探鳥会のスタートとなりました。


広沼で、カワウが日向ぼっこしています。頭や顔が繁殖期の白い羽が目立っていました。


ダイサギが水草の上をそうっと歩いて餌をさがしています。
抜き足差し足で歩くことを、鷺足(ろそく)というそうです。空にはアオサギも飛んできました。


国道を渡り、堤防に出ますと大きな印旛沼が目の前に広がっています。
冬のカモ達が次々と到着したようで、多くの群れが見えます。


ハジロカイツブリ?カンムリカイツブリ?ミミカイツブリ?
画像が悪くてわかりにくいですが、目は赤く、嘴が細くて少し上にそっているので
ハジロカイツブリと同定しました。大先輩の幹事さんに感謝です。


群れて泳いでいるカモやパッと飛び立つ群れもいて、賑やかな沼の風景です。


今の時期、カモ達は幼羽だったり、エクリプスのオスだったりと識別はかなり難しいです。
スコープを覗くと この中には、ヒドリガモ、マガモ、コガモ、オナガガモ、ヨシガモ、
さらに違う群れではトモエガモも確認できました。


遠くのポールに何かとまっている鳥を発見!


オオタカといえば、白地に黒くて細い横斑模様を思い浮かべますが、この子は胸に縦斑です。
幼鳥のオオタカでした。今日一番のお立ち台ヒーローとなりました。


あっという間に時間が過ぎました。鳥合わせでは確認した鳥は、37種。
猛禽類の出が少なかったのが少し残念でしたが次回に期待しましょう。今日も筑波山がくっきりと綺麗でした。
これからどんどん面白くなる北印旛沼です。来月もお待ちしています!

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谷津干潟探鳥会(2023年10月22日)

2023年10月23日 15時52分30秒 | 探鳥会

さわやかな日和になりました。谷津干潟はじめてという方も含めて12名にご参加いただきました(+幹事4名)。


スタート時は干潮でアオサが草むらのようです。
褐色の冬羽で見つけにくかったですがハマシギが採餌していました。他にメダイチドリも散見されました。


かなり遠くでしたがサギたちのそばに別なシギチを見つけました。


アカアシシギです。本日のハイライトでした!
ちょうど1年前の同じ日にも観察され、同一個体かも?という声もありました。


干潟全体ではサギたちが主役でした。
ダイサギ、コサギ、アオサギが水面を睨みながらさかんに採餌していました。


浅瀬の水面を見下ろすとあちらこちらで魚の群れ(ボラなど)が活発に動いていました。他にエイやクラゲも。


干潟を一周する途中谷津バラ園近くで休憩しました。
秋のバラの最盛期で訪れる方も多くお土産などのショップも出ていました。


干潟西側の歩道橋から全体を見下ろしましたがカモ類の姿はほとんど見られず、例年より遅い印象でした。


かろうじて数羽のカモの群れが。
わかりにくいですがこの画像にはスズガモ、オナガガモ、ヒドリガモ、カイツブリが写っています。


淡水池を確認してから芝生広場で鳥合せをしました。
ウミネコなどのカモメ類が見られず意外でしたが今日出た鳥は30種でした。
次回はカモたちが増えてくることを期待!

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花見川探鳥会(2023年10月8日)

2023年10月10日 07時30分29秒 | 探鳥会

 日替わりで天気が変わる状況でしたが、幸いにも好天で探鳥会を開始することができました。
 参加者は9名です。
 

 花島公園の雑木林に入ると、早速カラ類の混群が現れました。
 特に、ヤマガラは見やすいところに出てくれました。


 珍しく花島公園の噴水池には人がいないため、カルガモ達が池の中の岩の上で羽を休めていました。


 花島公園の谷津池で畔の桜の木の上に4,5羽のエゾビタキが入れ代わり立ち代わり現れました。
 エゾビタキのクリクリッとしたかわいい目の姿を楽しむことができました。


 花島公園の中島池の奥にコガモが4羽を休めていました。
 まだ、エクリプス(非繁殖期羽)のため雌雄の区別がつきません。
 来月には区別がつくようにはなっていると思います。


 花見川沿いの遊歩道を進むと5羽程のコゲラが現れました。
 他のカラ類は木の上にいて見易い場所には降りてくれませんでした。


 架け替え工事が終わり仮設橋の撤去が終了した柏井橋を歩いていると、
 橋の下をカワセミが姿を見せてくれ、川岸に止まりました。
 見ると今年生まれのオスの若鳥のようです。


 探鳥会の最後は団地の中の東屋で鳥合わせです。
 来月くらいからは、柏井市民の森の中でできると思います。

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房総のむら探鳥会(2023年10月4日)

2023年10月07日 16時10分00秒 | 探鳥会

ツバメの巣が多くある下総松崎駅前に集合中です。
坂田ヶ池公園駐車場で他の参加者とも合流し、参加者10名、担当幹事4名で探鳥開始です。


坂田ヶ池公園駐車場のミズキの木に現れたエゾビタキを見た後、池の周りの遊歩道を巡り探鳥します。
周りにはキバナアキギリが多く群生していました。


思いがけず近くの木の枝にカッコウ科sp幼鳥がとまりました。
探鳥会ではホトトギスと判定しましたが、ツツドリのようでもあり、同定は難しいです。
しばらく居てくれたので全員で望遠鏡にて観察出来ました。写真は参加者TSさんのご提供です。


坂田ヶ池をガゼボから探鳥中です。


池にカモ類はまだ少ないですが、マガモ、コガモ、ハシビロガモ、カルガモの4種が見られました。


浮橋に来るとコガモ達がこちらに集まってきます。餌をもらえると学習しているのでしょうか。
見ている先にはカワウ、その後ろにカワセミがいました。


池の対岸には2羽のカワセミが向かい合っていました。


後方を歩いていた方がこのカッコウ科sp幼鳥を見つけました。
これはツツドリのようですが確定は出来ません。写真は参加者JFさんのご提供です。


今日のお目当てのヒタキ類探しです。前方にあるミズキの実をヒタキ類が食べに来るのを待ちます。



素早く動くので双眼鏡ではじっくりと観察出来ませんが、
参加者MUさんのエゾビタキとキビタキ雌の写真でその姿をご確認ください。


4月にリニューアルオープンした風土記の丘資料館前で昼食後、鳥合わせを行いました。
遠くの空を飛んでいたアマツバメ、声を聞いたアカゲラとカケスを入れ確認した鳥は34種でした。

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富津岬タカの渡り観察会(2023年9月30日)

2023年10月03日 12時35分02秒 | 探鳥会

富津岬の展望台から岬の東方の様子です。風向きはよいのですが、どんより曇っています。
今年の観察会は参加者13名で開始しました。


魚を追っているのでしょうか。岬の周辺では時折、数百羽のカワウの群れが見られました。


富津岬沖の第一海堡の様子です。第一海堡の左側にある杭の上がミサゴの止まり場になっていました。
時折、狩りに出てはここに戻っていました。


サシバが展望台の上を通過すると参加者は皆上に双眼鏡を向けます。
サシバはゆっくりと旋回しながら飛んでいたので、長い時間サシバの姿を堪能できました。


参加者は各々展望台の好きな場所でタカを待ちました。でも、なかなかタカは飛んできません。


探鳥会当日は大潮で11時過ぎが干潮なので、岬の北側に砂浜が広がりました。
奥の方では今シーズン初認のオオセグロカモメの姿も見られました。


探鳥会終了後、富津漁港周辺に行くと所々の杭の上に10羽以上のミサゴが止まっていました。

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小櫃川探鳥会(2023年10月1日)

2023年10月02日 21時30分21秒 | 探鳥会

10月に入りましたが残暑は厳しく、開始前には天気雨も降り蒸し暑かったです。
朝の挨拶も日陰を選んで開催しました。当会の会長も視察に立ち寄られました。


小櫃川河口の船溜りまで車で移動して探鳥開始しました。
対岸にイソシギの歩き回る姿と森蔭にダイサギ、アオサギ、カルガモが休息しているのを観察しました。


毎年10月探鳥会では渡りのノビタキ期待です。二番穂もすで黄金色に実った田んぼに目を凝らしました。
残念ながらこの田んぼ周辺では出会えませんでした。


ヨシ原の散策路を前浜へ向かう途中、チゴガニのダンスで有名になった中州に寄りました。
ナント9月の豪雨でおびただしい竹や木で覆われており、言葉を失いました。


この日は陸上自衛隊木更津駐屯地の「木更津航空祭」が実施されていました。
デモ飛行で大型ヘリコプターの編隊飛行(16機)が見られました。
ヨシ原を進む私たちも何か演習の一コマのようでした。


オスプレイも2機飛んできました。探鳥会後半には実際のオスプレイ(ミサゴ)もみられました。
ヨシ原ではこの後、穂先に停ったノビタキの姿が確認できました。(残念ながら一部参加者のみでしたが)


前浜は大潮で広く干出していました。
水際の鳥たちもはるか遠くのためズイズイと干潟を進んで少しでも近づこうとしました。
長靴はこのような活動のために必須です。


この日一番目立っていたのは白く冬羽になってきたミユビシギたちでした。
他にシロチドリ、ハマシギ、トウネン、メダイチドリなども何とか確認できました。


熱中症対策でしばらく昼食をとらない時短実施としてきましたが、この日は海を眺めながらお弁当を食べ鳥合せをしました。
今日出た鳥はこの時点では29種(その後追加あり)、参加者は10名+幹事5名でした。


駐車場所へ戻る間も探鳥を続けました。
小櫃川の対岸をチェックしつつ進むとラッキーにもソリハシシギ、アオアシシギに出会えました。
ソリハシシギ飛翔の一瞬です!!

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手賀沼探鳥会(2023年10月1日)

2023年10月02日 17時39分00秒 | 探鳥会

秋冬の手賀沼探鳥会の始まりです。どんぐりの家脇の桜の木は葉が落ち秋の装いです。
参加者13名、幹事4名で開始です。


カワセミの池に久しぶりにカワセミが現れました。
池の中にはカルガモ、周りからカラ類の声が聞こえてきます。


カワセミの池の百日紅の木にメジロやシジュウカラの群れが入り、賑やかな鳴き声が聞こえます。
中にキビタキの姿も見られました。


手賀沼の遊歩道の脇2㎞沿いに彼岸花がきれいに咲いていました。
モズの高鳴きとホオジロの声も聞こえました。


遠くの電柱にとまっていたトビが近くの電線にとまると、ハシボソガラスが
トビの近くににじり寄って遊び?始めました。 
何とカラスがトビを突き始め、トビは嫌だと言うようにピーヒョロロと鳴き、飛び去りました。



二番穂が少し伸びた田んぼの中にタシギを見つけました。
二番穂に隠れるように居るタシギは見られる角度が限られるので、つい密集して観察することになります。


手賀沼には、まだカモ類は少なく、カワウとサギ類が主な住人です。遠くでしたがアマサギも確認出来ました。


近くの沼べりにはコサギ、まだ夏羽のカイツブリも見られました。


水路脇の農道から今回の目玉のノビタキ探しです。


近い畔の草の上にノビタキがとまってくれました。愛らしいノビタキを全員で観察出来ました。


手賀の丘公園に戻り、森にヒタキ類を探しますが、出てくるのはシジュウカラのみでした。


どんぐりの家前に戻り、鳥合わせを行いました。
先ほどヒタキ類を探した森を少し後から歩いた方が運よくエゾビタキに出会えたとの報告がありました。
サギ科6種、ヒタキ科3種で、確認した鳥は合計33種でした。
次回の手賀沼探鳥会は11月5日(日)です。
11月4日、5日にはジャパンバードフェスティバルが我孫子市で開催されます。皆様のご来場をお待ちいたします。

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