探鳥会通信

日本野鳥の会千葉県で開催している探鳥会の様子等をゆる~く、まったりお伝えします。

北印旛沼探鳥会(2021年12月26日)

2021年12月27日 17時00分00秒 | 探鳥会

冷え込みの強かった朝、21名の参加者(小学生2名を含む)が集まり、今年ラストの北印旛沼探鳥会が始まりました。
スタート前から農耕地にタゲリの群れがやってきました。


20~30羽くらいの集団、空を舞って田んぼに着地。綺麗な羽色と立派な冠羽に皆大騒ぎでした。


国道を渡ると印旛沼が一望。橋の下あたりでマガモ達の群れが揺ら揺らと波に浮かび寒そうでした。


広く見渡せるところまで行くと、遠くに大きな塊が見えました。
スコープでも遠いのですが、何とかトモエガモ だとわかりました! 


舞い上がると 空を覆いつくすほどの数です。圧巻の景色に「うわぁ~!」と、歓声があがります。


筑波山を背景にポスターのような写真が撮れました。ピンアマですが・・


そこへ孤高のダイサギがひらりと沼を飛びましたが、誰も気にしていません。


冷たい風が強くなり、少し早めの鳥合わせをして解散となりました。参加者21名、幹事3名、出た鳥39種。
来年はアフターコロナでお会いできますように願っています。

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谷津干潟探鳥会(2021年12月26日)

2021年12月27日 10時30分00秒 | 探鳥会

2021年締めくくりの谷津干潟探鳥会です。U幹事からアオサなど海藻・海草に関するワンポイント講義を受けてスタートしました。
直後にこの場所では珍しくカワセミがホバリングする美しい姿が見られました。


数年に一度の寒波到来で好天ですが風が冷たかったです。
小潮で潮の引かない時間帯でしたが上空にはオオタカ、チョウゲンボウ、ノスリが次々と現れました。


谷津バラ園の隣の公園を進むと地面に小群が下りてきました。


カワラヒワの群れでした。黄色い翼帯がキレイです。


展望デッキからカモ類を観察しましたが風を避けるためか対岸寄りに分散していて遠かったです。


周回コースの樹木の実をついばみに来た混群にあちらこちらで出会いました。これはエナガです。


真っ赤に熟したピラカンサにも次々と鳥たちがやってきました。メジロも一生懸命です。
同じ木でツグミも実をついばんでいました。


干潟西側の歩道橋を渡ってセンター方面に戻ります。こちら西側の水面にはオナガガモの群れが休んでいました。


オカヨシガモのペアがオオバンと一緒に移動していました。地味ですがなかなか味わい深い印象のカモです。


芝生広場で鳥合せです。今日の出た鳥は35種、参加者6名+幹事4名でした。
今日はカワセミに始まり、猛禽、カラ類の混群、ズグロカモメ、カモ類などが見られ今年の締めくくりとしてよかったです。
2022年も皆様のご参加をお待ちしております‼!

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西印旛沼探鳥会(2021年12月19日)

2021年12月22日 13時00分00秒 | 探鳥会

ずいぶん冷え込みましたが、無風晴天の探鳥日和です。
佐倉市の広報誌に探鳥会案内を掲載したので、この日は、鳥見が初めての方々もお招きして始まりました。


宿内公園にはシロハラがいます。分かりづらい色ですが皆さん探しましょう。


今度はアカハラが、奥のイチョウの木にじっとしてくれています。
鮮やかな朱色が良く見えました。


臼井城址公園で小休憩しているところですが、休憩を終えて公園を出ようとしたところで、
美しいルリビタキの雄を見つけることができました。西印旛沼探鳥会ではとても珍しいことです。


ピラカンサの実を夢中で食べるメジロです。
私たちがそばにいるのに気にも留めません。


このノスリ、鉄柱に止まっていたところを2羽のトビに蹴散らされて、
あっけなく追いやられたのですが、トビが去るとすぐに戻ってきました。
よほど悔しかったのか、しばらくの間、私たちの上をぐるぐる円を描いて飛んでいました。


印旛沼に出ましたが、カモ類が近くにおらず遠くに。


それでもヨシガモ、マガモ、カルガモ、ホシハジロ、ミコアイサなどを確認できました。


鳥合わせ直前にベニマシコも現れて、確認できた鳥は43種。
初めて参加された皆様、いかがでしたか。
今後は、新型コロナの感染状況によりますが、西印旛沼探鳥会は月例の第3日曜日です。
また一緒に野鳥を楽しみましょう。

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三番瀬探鳥会(2021年12月19日)

2021年12月20日 16時00分00秒 | 探鳥会

快晴ながらとても寒い朝、9時半に海浜公園入口の喫茶前に集合し探鳥会を開始しました。
参加された18人の皆様、防寒・防コロナ対策は十分のようです。


突堤の方に珍しい鳥がまだいるとのことで東の堤防に向かいます。
堤防脇の浜には9月の青潮で死んだのかマテガイの殻が大量に見られました。


堤防に到着し探鳥を開始しますが、東側の海には数えられるほどのカモしかいません。
西側の浜は干潮時なのでシギ・チドリが群れています。


時々、このようにシギの群れがまわりをきれいに舞飛びます。大半がハマシギでしょう。


突堤の上に珍しい鳥“アカアシカツオドリ”がいました。Web上でも多くの写真が見られる有名鳥です。
写真の左がカワウ、背中を向けているのがセグロカモメ、3番目はウミネコ、右が若いアカアシカツオドリです。
参加者全員が観察できました。


堤防から引き上げる途中、目の周りに緑色の帯をまとったヒドリガモが見られました。配色がとてもきれいです。


浜に降りて潮が引いた浜を観察します。遠くには雲をかぶった富士山が見えていました。


干潟ではハマシギやミヤコドリが採餌中です。シロチドリとミユビシギも少数見られました。


谷津干潟含むこの区域に今冬は5羽のズグロカモメが見られるそうです。
その中の1羽がこの2年目の冬羽個体です。


展望デッキ前に戻って鳥合わせを行いました。
三番瀬では珍しいシロハラ・アカアシカツオドリを含め確認した鳥は34種でした。
来年が人と野鳥にとって穏やかで良い年でありますよう。次の三番瀬探鳥会は1月16日です。

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花見川探鳥会(2021年12月12日)

2021年12月16日 13時00分00秒 | 探鳥会

今年最後の花見川探鳥会は12月としては比較的暖かな天候で開始となりました。
先月までの陸橋の補強工事の覆いも無くなりました。


花島公園に入るとすぐにカワラヒワの群れが現れました。


花島公園の中島池にはカルガモやコガモの群れにオナカガモの雌が1羽混じっています。
また、カワセミも綺麗な姿を見せてくれました。


コガモの雄の羽は換羽もほぼ終わり、綺麗な姿です。


花見川に出ると、対岸の岸辺にここでは滅多に見られないチュウサギが降りていました。


花見川にはカルガモやコガモ以外に雄のオカヨシガモの姿が見られました。


花島橋の上から上流を観察すると、最近では姿が見られなくなったカイツブリを1羽見ることができました。


横戸緑地でお昼のお弁当の時間です。
先月はハシブトカラスが木の枝からテーブルを見下ろしていましたが、今回はテーブルの横でじっと見ています。


柏井市民の森に入っても、所々で小鳥の群れが現れ足を止めて探します。


探鳥会の最期は柏井市民の森の奥で鳥合わせと行事案内です。
冬鳥が少ないためか観察種数は30種に届きませんが、メジロを始めとして多くの小鳥の群れを見ることができました。

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小櫃川探鳥会(2021年12月5日)

2021年12月07日 18時00分00秒 | 探鳥会

再開後2回目の小櫃川探鳥会です。今日の参加者は常連さん5名+幹事5名でした。
集合場所の背景でお分かりの通り田んぼが区画整理され開発が進んでいます。


小櫃川流域の船溜まで移動して探鳥開始です。
やや距離はありましたがオカヨシガモ、カルガモなどのカモ類とカンムリカイツブリ、イソシギ、カワセミ(若)などが見られました。


前浜に向かう途中カワウの大群が現れました。
何年も前に浸透実験池のコロニーが消失しましたが戻ってきたのでしょうか?


今日は大潮で11時すぎが干潮でした。
遠くにシロチドリやミユビシギが走り回る姿が確認できましたが少ないです。


ヨシ原の奥の松林に何か猛禽が飛び込んだようです。皆でチェックです。


かろうじての証拠写真ですがオオタカの若がしばらく休息していました。
ヨシ原では猛禽は他にノスリも見られました。


コロナ対応もあり時短を継続して12時に鳥合せをしました。今日の出た鳥は38種でした。


終了時にはミサゴが2羽青い空をゆったり旋回していました。


新たな取り組みとして探鳥会終了後にご賛同いただける方で干潟のごみ拾いをしました。
今回は参加者全員にご協力いただきました。


プラスチック類や割れたガラス瓶なども多く、鳥見の機材と一緒に運ぶのに重くて苦労しましたが結構回収できました。
SDG‘sの一環として運用を考えながら今後も試行していきたいです。

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手賀沼探鳥会(2021年12月5日)

2021年12月06日 18時30分00秒 | 探鳥会

陽だまりを選んで集合・受付を行いました。参加者19名、担当幹事3名で開始です。


カワセミの池に近づくとヒッヒッとルリビタキの声が聞こえてきました。
慎重に探すと奥の樹林の下、枝陰にルリビタキの雄が見つかりました。


手賀沼に向かう途中、100m程奥にある籾殻の山の上を見ています。


見ていたのはジョウビタキの雄でした。遠いのでトリミングしてこの大きさです。


遠く離れた田んぼの上を40羽程のタゲリの群れが飛んでいました。
残念ながら降りた場所は探鳥コースではありません。


手賀沼にも多くの種類のカモがやってきました。カモ8種類、カイツブリ3種類が見られました。


人気のミコアイサは比較的近くに雌を見ることができました。


手賀の丘公園に戻りました。コンクリート塀の上にこの場所常連のシロハラが出てきました。


桜の木を突きながら虫を探すコゲラはいつも判り易く登場してくれる人気者です。


じゃぶじゃぶ池近くの枝にとまるジョウビタキ、今度は雌でした。


今月はどんぐりの家の脇の広場を確保し、落ち着いて鳥合わせが出来ました。
確認した鳥は昨年より3種少ない50種でした。

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千葉ニュータウン探鳥会(2021年12月3日)

2021年12月06日 17時00分00秒 | 探鳥会

LED電球で形作られた”いんザイ君”の前に集合です。参加者18名、担当幹事3名でスタートです。


戸神調整池を大橋の上から見下ろします。
樹上には営巣中の多くのカワウ、水上には休息中のホシハジロがいました。


ブラインドの窓から、夫々腰を屈めたり、背伸びをしながら調整池を観察しています。
向側の斜面はカワウの糞でいちめん白くなり、カワウの繁殖活動も見られます。


木々の陰にいるオシドリが時々日の当たる池の中央に出て来ると、その美しい姿を間近に見ることができます。


調整池南端の公園で池のカモ達を観察していると、上空に猛禽1羽が現れました。
なんとか撮れた写真を拡大してみるとハイタカの雌でした。


戸神調整池を離れ、戸神地区に向かうとすぐ前の林にノスリがとまりました。
あわてて撮った写真はやはりぶれていましたが、ノスリと分かります。


宗像神社のある丘は印旛沼まで見晴らせますが、見た鳥は近くのモズ1羽でした。


今年はツグミが少ない、来るのが遅いのかなと言いながら探していると、
大きな木の枝に隠れる1羽がやっと見つかりました。


ツグミを探し撮影している間に探鳥会の先頭は随分と前に行っていました。
戸神川に掛かる橋の上で“イソシギ”との呼び声が聞こえます。


急いで駆けつけ撮影した1枚です。酷い写真ですが、なんと!イソシギが2羽いました。


戸神川上流に進むと1羽の猛禽があぜ道に佇んでいました。
トビかノスリか? この後に羽を広げた姿でノスリと分かりました。


花の丘公園のBBQ広場に12時過ぎに到着し鳥合わせを始めると、上空をオオタカが通過して行きました。
確認した鳥は40種でした。

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いっせんぼく探鳥会(2021年12月4日)

2021年12月05日 18時00分00秒 | 探鳥会

昨年はあいにくの悪天候でしたが今年は快晴。程よい気温の中、参加者19名、幹事3名で出発です。


散策路の入り口では早速モズが姿を見せてくれました。幸先の良いスタートです。


目玉のベニマシコやアリスイを探しながら奥へと進みます。
雲一つない青空の中、遠くでトビが気持ちよさそうに飛んでいました。


ハンノキ湿地入口で待望のベニマシコの声。皆で姿を探します。


案外近くにいました。雄でしたが枝被りかつ逆光で色があまりよく見えませんでした。


付近からアオジやカシラダカの声が時折聞こえる中、奥へと進んでいると前方上空にハイタカが出現。
斜面林に沿って比較的ゆっくりと飛翔し、場を盛り上げてくれました。


折り返し地点「いっせんぼくの湧き水」に到着。ここで昼食にしました。
付近は昔、海底だったそうで貝殻がたくさんあり、中にはきれいなホタテ(?)も。


帰り道を進んでいると前方で何やら盛り上がっています。鳥でしょうか?


これでした。最初に見たモズの仕業かもしれません。この木に2匹と隣の木にも刺さっていました。


最後は鳥合わせをして解散しました。計27種でした。アリスイは来年にお預けです。

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