探鳥会通信

日本野鳥の会千葉県で開催している探鳥会の様子等をゆる~く、まったりお伝えします。

谷津干潟探鳥会(2022年7月24日)

2022年07月25日 16時00分00秒 | 探鳥会

なるべく日陰に距離をとって集まりました。
暑さ指数(WBGT)を確認し午前中は大丈夫と判断して実施としました。
暑い中6名様にご参集いただきました。


この日は干潮(8時過ぎ)で干潟全体が干出していました。
水路に集まる小魚の群れをカワウが群れで追い回していました。すぐ上から見れたので鵜飼ちっくでした。


干潟と保護色で見つけずらかったですがキアシシギが数羽採餌に動いていました。
これからもっと渡来してくるのが楽しみです。


観察台の小窓から干潟を見回します。眼前の泥の上にはカニがたくさん活動していました。


コチドリとイソシギがあちこち動きまわって採餌していました。この個体はまだ若い個体ですね。


本日のハイライト!この探鳥会では珍しいアマサギが見られました。みんなでじっくり観察できました。


時節柄、本日も干潟一周はさけて谷津バラ園前あたりで休憩を取り折り返すコースとしました。
ヨシ原には残念ながらオオヨシキリやオオジュリンの気配はありませんでした。


今日の干潟の主役はサギ類でした。ダイサギ、コサギ、アオサギが集まって魚を狙っていました。


淡水池ではヨシ原の中のカイツブリの営巣状況を確認しました。池に他の鳥はおらず閑散としていました。


センター前の芝生広場で鳥合せです。暑い中の探鳥でしたがアマサギやシギチも見れてよかったです。
今日出た鳥は21種でした。 次回もお待ちしております!

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稲毛海浜公園探鳥会(2022年7月20日)

2022年07月21日 15時00分00秒 | 探鳥会

3年ぶりの当地探鳥会です。
熱中症レベルは「厳重警戒」と暑い日でしたが、6名の方に参加いただきました。


4月に完成したウッドデッキから心地よい海風を受けながら海側を探鳥します。
美しい白砂の浜から青い空まで探しますが、居たのはカワウとウミネコのみでした。
少し寂しい夏の海です。


公園の池には虫を探すハクセキレイの幼鳥が見られました。


芝生広場ではムクドリの群れ、周りの水路ではアオサギ、ハクセキレイ幼鳥が見られました。
奥に見えるのは稲毛記念館、冷房の効いた1階の室で休憩させていただきました。


ヨットハーバーを探鳥すると、岸にダイサギ、照明塔の上にウミネコがいました。


照明塔の上のウミネコです。まだ嘴と脚の黄色が薄く、3年目の夏羽個体のようです。


そろそろ繁殖を終えたコアジサシを見られると期待して堤防から海側を探鳥しますが、
今年はまだ1羽もいませんでした。


何とか突堤の岸壁にイソシギ1羽を見つけました。
望遠鏡で見ると周りにいるフナムシを捕まえているようでした。


海ではカワウがエイを食べようと格闘しています。
嘴より幅が広いエイですがカワウは上手に飲み込んでしまいます。


暑さ指数が30℃を越える暑い日でしたので予定時間を1時間ほど繰り上げて、
日陰の有る東屋で鳥合わせを行いました。確認した鳥は16種でした。

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西印旛沼探鳥会(2022年7月17日)

2022年07月20日 17時15分00秒 | 探鳥会

集合場所の御伊勢公園では、雨上がりということもあって、たくさんの野鳥たちが元気に飛びかう中、
佐倉市広報などを見ての初参加4名を含む10名様にお集まりいただき、和やかな雰囲気で探鳥会をスタートしました。


宿内公園は緑が生い茂っていたため、鳥の姿は見られませんでしたが、
美しい鳴き声にみんなで耳を傾けました。写真中央に見えるコナラの木が枯れています。
カシノナガキクイムシが媒介する病原菌による「ナラ枯れ」だそうです。


星神社では「鳥」がいなかったので「鳥居」を観察しました。


臼井城址公園でトイレ休憩していたら、雑誌の取材を受けました。
みんなで双眼鏡を覗く姿がカッコ良かったから声をかけたのだそうです。


おお!カブトムシです!
アオカナブンとキンバエがジリジリと寄ってくるのをカブトムシが角で払い除けています。
どうやら、美味しい樹液が出ているようです。


西印旛沼に出ると、フクログモ科のクモの産卵巣があちこちに見られました。
ススキの葉を器用に折りたたんだ中で、母グモが子育てをしています。
巣の形からだけでは、中のクモの種まではわからないのですが、むやみに開いてはいけません。
母グモが子育てを放棄したり、猛毒のクモが入っていることもあるので危険です。


JFEスチール取水口に水鳥たちがたくさん集まっていました。
中でも注目はゴイサギ。去年の春に生まれた若鳥1羽の近くに、
今年生まれの幼鳥が4羽、後から後からピョンピョン飛び出してきました。
ゴイサギは夜行性なのですが、この時期は昼間でも行動しています。
幼鳥は背中に星のような白い斑が散らばって見えるので「ホシゴイ」とも呼ばれます。


ホシゴイの後方に…オシドリ!
網の向こうで見えにくかったのですが、みんなで声を掛け合いながら、目を凝らして観察しました。


解散後、キジのカップルに出会えたので、載せておきますね。
「今日はいないね」って言っていた辺りにいました。(笑)
お試し会員にご登録くださった地元3名様、「ほおじろ」インタビューに快くお答えくださった遠方からお越しの方、
悪天候にもかかわらずご参加くださった皆々様、ありがとうございました。
また、お会いできる日を楽しみにしています。

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花見川探鳥会(2022年07月10日)

2022年07月15日 15時00分00秒 | 探鳥会

 前日まで天候不順が続き探鳥会開始前にも通り雨がありましたが、探鳥会を開始することができました。
 参加者は前月と同様に5名です。


 花島公園の谷津池で、カルガモは池周辺の緑地で羽を休めていて、池の中にはほとんどいません。
 この時期なので、今年の繁殖活動を終えた雄のようです。


 花見川に出る頃には天候は良くなりましたが、水面に鳥影はありません。
 遠くで浮いている水草の向こうからアオサギが頭を出しているだけです。


 花見川沿いに進んで行くとウグイスが近くで囀っていました。
 少し待ってみると藪の隙間からウグイスの姿が僅かですが見え隠れしています。


 昼食を取る横戸緑地にあるクヌギの木の根元が焼かれていました。
 オオスズメバチをはじめ多くの昆虫が樹液を取りに群がるところです。
 オオスズメバチの危険を回避のためかもしれませんが、ちょっとやり過ぎと思います。


 横戸緑地の端の公園でのトイレ休憩です。日差しがさらに強くなり、日陰で待っています。


 柏井市民の森で昨年も見られた枯れ木に生えているサルノコシカケです。
 昨年のものは誰かが取ってしまったのですが、また生えてきました。秋にはさらに大きくなると思います。


 探鳥会の最後の鳥合わせと行事案内は風通しのよい団地の中の東屋で行いました。
 観察できたのは19種でした。

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