探鳥会通信

日本野鳥の会千葉県で開催している探鳥会の様子等をゆる~く、まったりお伝えします。

西印旛沼探鳥会(2019年6月16日)

2019年06月18日 21時10分00秒 | 探鳥会


前日の嵐は去り、くっきり晴れ渡った西印旛沼探鳥会。
強い風で木々がざわめき、鳥の声を聞きづらいのですが・・・


由緒ある墓を前に思いを馳せたり、
幹事の珍しい鳥の写真に知識を深めたり、


住宅街に残る江戸時代の佐倉道の道標を読んだり 、(正面は「右 成田ミち」と書かれている)


満開のアジサイの道を歩いたりしながら、鳥を探します。
ツバメやムクドリやヒヨドリが賑やかで、サシバも飛びました。


キジがいるいよー!


参加者の要望に応えてか、ケンケンと母衣打ちも見せてくれました。


田んぼではダイサギ、チュウサギ、カワセミも現れ、
セッカが鳴き、トビが強い風を楽しむように飛んでいます。


印旛沼ではカワウの水浴びを観察


最後のポイント印旛沼取水口です。何がいるんでしょう?


狭いところに影のようにいたのは、ゴイサギの幼鳥(ホシゴイ)。
少し離れたところに成鳥もいました。


鳥合わせ、しまーす!
今回の鳥は29種。
鳥、虫、花、いろいろなものを楽しんだ6月の西印旛沼探鳥会でした。


今後の探鳥会の予定はこちら

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

千葉ニュータウン探鳥会(2019年6月11日)

2019年06月12日 12時10分00秒 | 探鳥会


千葉ニュータウン中央駅前に集合中です。風は有りますが、時々青空も出るお天気になり20名の方が参加されました。
今年もここでイソヒヨドリの囀りが聞こえました。


橋の上から戸神川調整池を観察中です。その上下をカワウ、ダイサギ、ゴイサギ等が飛んでいました。


調整池の右岸に野鳥観察のためのブラインドがあります。
ここからは対岸のカワウとサギのコロニーが良く見えます。


調整池左岸のサギコロニーにはカワウ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、ゴイサギ営巣しています。
コロニーの隅にアマサギが1羽だけ見られ、南方向へ飛び去りました。


ここは調整池の南端にある公園。先ほど飛んだアマサギを探しましたが見つかりませんでした。
前方の林の梢ではホオジロが囀っていました。


戸神地区にある宗像神社前です。
ここからは眺望が良く、前方の丘の樹上にはトビ、水田には点々とサギが見られました。近くでキジの声もしました。


戸神川周辺に広がる水田の農道です。葦原ではオオヨシキリがその赤橙色の口を見せながら賑やかに囀っていました。


我々一行に驚いたのか、遠くの林からサシバが飛び去りました。羽根が大分傷んできています。


北総花の丘公園のバーべーキュー広場で昼食後、鳥合わせです。
その間にも遠くでホトトギスの声が聞こえてきます。確認した鳥は35種でした。

今後の探鳥会の予定はこちら

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小櫃川探鳥会(2019年6月2日)

2019年06月03日 22時00分00秒 | 探鳥会


開始のあいさつと自己紹介です。今日の参加者は12名、幹事4名です。


干潟へ向かう途中の農業用水路でアメンボ、アカテガニ、ミナミメダカ、カダヤシ、そしてモツゴを観察しました。


小櫃川河口三角州の成り立ちと、汽水域の生きものにとって大切な場所である事、将来にわたり保全が
必要である事を説明されました。


前浜に到着しました。咲き誇るハマヒルガオに思わず足が止まります。


潮の引いた干潟には鳥の姿が見えません。今日は前浜の北側(ホテル側)へ足を延ばしました。
外来種のアツバキミガヨランが大株となり、花を咲かせています。


足元に目をやると、コメツキガニが砂団子を吐き出しています。繁殖期に入り歩脚の一部が赤くなっています。


アシハラガニの群れがせっせと餌を採っています。この時期の干潟はカニの天国です。


テリハノイバラの白い花が咲き誇り、あたり一面バラの香りに包まれていました。


マツナがすくすく育っています。コウボウシバは種が熟してこぼれ落ちそうでした。


見られた鳥は22種です。今日はホオジロ、オオヨシキリ、セッカがよく囀っていました。
この探鳥会は鳥がいなくても、幅広く干潟の生きものや海浜植物を観察できるのが特徴です。


今後の探鳥会の予定はこちら


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする