探鳥会通信

日本野鳥の会千葉県で開催している探鳥会の様子等をゆる~く、まったりお伝えします。

谷津干潟探鳥会(2019年5月26日)

2019年05月27日 15時00分00秒 | 探鳥会
 
探鳥会参加者を待ちます。干潟の野鳥は少ないです。
既に日差しは強烈、体調管理に気を付けなければなりません。


眼下の水路には大きなアカエイが泳いでいます。
ある人が言いました「木更津の与平のアカエイの煮付けは美味かったなあ」


探鳥会開始、参加者9名、幹事5名が自己紹介です。


早速思い思いに干潟を覗きます。キアシシギやダイゼン、ダイサギなどが見えます。


ダイゼンは未成熟個体ですが、真ん中の一羽は腹部に黒い斑点が見えます。


キアシシギは水路の護岸で休んでいます。


杭で休むカワウ、これも今年生まれの個体でしょう。


オオヨシキリのさえずりがよく響きます。双眼鏡で声の方向を探します。
ここで電池切れ、今日の観察種数は24種でした。
終了後、習志野市が「光化学スモッグ注意報発令」と伝えていました。


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西印旛沼探鳥会(2019年5月19日)

2019年05月21日 17時00分00秒 | 探鳥会


京成臼井駅南口デッキに集合して、10時から西印旛沼探鳥会スタートです。
写真中央の奥、天井から下がる非常口灯の上に黒いものが?


集合場所の天井から下がる非常口灯の上に、ツバメが巣作りを始めていました。


緑の濃くなった公園ではヒヨドリやウグイス、コゲラなどの声が聞こえます。
微かになにかのヒナの声も聞こえたのですが巣を見つけることはできませんでした。


巣立ちした幼いシジュウカラが数羽、葉陰に見えます。ひと回り小さくて可愛い。


エナガも登場。茂った葉の中を追うのは大変です。


臼井城址公園で一休み。ムクドリが虫をくわえて歩いています。幼鳥も混じっています。


広い田んぼに出ると、囀るオオヨシキリや、キジ、セグロセキレイなどを確認。
空にはセッカやヒバリやツバメが。カワラヒワもよく囀っています。


参加者の話に耳を傾ける幹事。お嬢様方の探求心は旺盛です。


田植えを終えた田んぼにコチドリを見つけました。
耳をすませば葦原からクイナの声が聞こえ、カラスはせっせとエサを巣に運んでいます。
エサとして命を落とすもの、それを糧に育つもの。
命の営みを見せつけられた5月の西印旛沼探鳥会でした。確認できた鳥は34種。

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小櫃川クリーン作戦(2019年5月19日)

2019年05月20日 22時00分00秒 | 探鳥会


今日は毎年恒例の干潟の大そうじ「小櫃川クリーン作戦」です。
たくさんの車が干潟入口の田んぼ道に集結です。


主催者である盤洲干潟をまもる会の代表から開会挨拶です。
地元のみなさん、学生さん、生徒さん、各種団体や市役所のみなさんなど参加者は200名を超えました。


私たち日本野鳥の会千葉県は干潟(前浜)への途中にある中洲の清掃を担当しました。
喜ばしいことにゴミは年々少なくなっている印象です。


干潟(前浜)でも多くの人が燃えるゴミ、燃えないゴミを分別しながら集めています。


ご褒美のアサリ汁をまもる会のみなさんが調理中です。20kgものアサリを用意されたとのことです!


大潮ではるかかなたの水際から古タイヤも回収、ご苦労様です!


昼前には作戦終了です。参加してくれた生徒さんからも一言挨拶をいただきました。


毎年の取組みですが何事も継続することの大切さをあらためて実感しました。
年々ゴミが少なくなっているのもきっと多くの方の参画意識の賜物です。
おいしいアサリ汁で干潟にカンパイ!!

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江戸川ビギナーズ探鳥会(2019年5月18日)

2019年05月19日 13時15分00秒 | 探鳥会


今月は江戸川ビギナーズ探鳥会です。
初心者向けにゆっくり、丁寧に探鳥を進めます。双眼鏡も貸し出しました。


松戸神社の高木の巣の周りを飛びまわっているオナガを観察中です。


松戸川の水位が高いので、源内橋の片側が少し水に浸かりますが、注意しながら渡っています。向こうの水面は江戸川本流です。


水路の向う側の立ち木で囀るオオヨシキリが良く見えます。


少し離れていますが、このオオヨシキリはしばらく同じ場所で囀っていたので、
望遠鏡で見ると口内の赤橙色がよく判ります。


松戸川沿いの遊歩道を行くと、今度はハシボソガラスが営巣していました。


初夏の松戸川には余り野鳥は見られませんが、冬期と同じように1羽のアオサギが水辺に立っていました。


このアオサギはしばらくすると、小さなフナのようなものを水中から咥え、飲み込みました。


堤防下の道を行くと、セッカが鳴きながら近くを飛んだので、皆が足を止め観察中です。
左側には広く帯のように紫色のクサフジが咲いています。


花畑には一面広くポピーが咲いています。草刈が終わった土手でヒバリが囀っていました。


土手面で囀っているヒバリは枯草に紛れて遠目にはどこにいるか判りません。赤丸で囲ったところにいました。


花畑の中ほどで鳥合わせを行い確認した野鳥は25種でした。
写真好きの参加者から提供して頂いた素晴らしい野鳥写真を選んでいるところです。

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房総のむら探鳥会(2019年5月16日)

2019年05月17日 18時30分00秒 | 探鳥会

JR成田線下総松崎駅に集合中です。駅の周りには探鳥の人ばかりでなく、
色々な野鳥が集まっています。


駅名看板と屋根の間にスズメが巣を作っています。


駅舎内のツバメの家は監視カメラ付きです。駅前の家にはムクドリが営巣していました。


駅から坂田ヶ池に行く途中の田圃を探鳥しますが、例年見られるサギは居ません。
近くの葭原からはオオヨシキリのギョギョシ・ギョギョシの声が聞こえてきます。


坂田ヶ池です。水面を探しますが、冬のカモはもう1羽も居ません。


居たカモはいわゆるアオクビアヒルだけでした。


風土記の丘地区に入りました。奥の建物は旧学習院初等科の講堂です。
左の林からカワラヒワやコゲラの声が聞こえてきます。


講堂の裏には大きなユリノキがあり、きれいな花が咲いていました。
この木の下で休憩中に時々キビタキの囀りが聞こえてきました。


遊歩道の2か所でキビタキが近く囀っており、声のする方向にその姿を探しています。


なかなか姿を見せてくれないキビタキですが、短時間見やすい場所にとまってくれました。
この写真は下見の時、同じ場所で写したものです。


この探鳥地では野鳥ばかりではなく、色々な野草が見られました。
左上 キンラン、右上 ササバギンラン、左下 フタリシズカ、右下 タツナミソウ


風土記の丘資料館で鳥合わせ中です。確認した野鳥は22種と少なめですが、初夏の自然を楽しめた探鳥会でした。

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花見川探鳥会(2019年5月12日)

2019年05月13日 16時00分00秒 | 探鳥会

令和に改元後の最初の探鳥会は花見川です。夏日になった前日とは違い少し肌寒かったのですが、11名の参加者です。


花島公園の池ではペアのカワセミが姿を見せ、参加者はゆっくりとその姿を観察できました。


そのカワセミは、このように観察しやすい場所に現れました。 左が雌で、右が雄です。


花島橋の下流に水草から頭だけ出たり入ったりする鳥がいました。よく見るとバンでした。


花見川沿いの遊歩道を進んでいるとキビタキの綺麗な囀りが聞こえてきました。
キビタキの姿が見えるのではないかと探してはみましたが、見付けることはできませんでした。


昼食後、柏井橋の近くで後を振り返ると誰もいません。少し戻ると、途中で止まっていて何かを見ています。
聞いてみたら、シメが2羽いたとのことでした。


柏井市民の森に入ったところでヤマガラが姿を見せてくれました。
少し高い場所でしたが動かないのでフィールドスコープでゆっくりと観察することができました。


柏井市民の森の中ではキンランの花があちこちで見られました。


探鳥会の最後は柏井市民の森の中で鳥合わせと行事案内です。
蚊が多くなるので来月以降は団地の中に移すと思います。

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