探鳥会通信

日本野鳥の会千葉県で開催している探鳥会の様子等をゆる~く、まったりお伝えします。

谷津干潟探鳥会(2020年10月25日)

2020年10月27日 17時00分00秒 | 探鳥会

開始時には少し風がありましたが爽やかな秋空になりました。
7:33が干潮で探鳥会の進行とともに徐々に潮が戻ってくるタイミングでした。
みなさんマスク着用で干出した広い干潟を探します。


自然観察センター前の干潟には人が出ていました。干潟の生きもの観察でしょうか?


水面にはボラなどの稚魚がたくさん!ダイサギやアオサギが慎重に水面を狙っているのを身近で観察しました。


このアオサギはまだ体色も淡く若そうです。狩りもまだ下手でした。空振り多し!


全体的に鳥が少なく、ウミネコも貴重な観察対象です。
ウミネコの年齢識別について参加者間で会話が交わされていました。


開始前からミサゴが2羽杭の上に見られました。探鳥会中盤になっても待機状態でよく観察できました。


カルガモ以外のカモの姿がなく到来が遅いなと懸念していましたが、谷津公園側の水際でようやくオナガガモが見られました。
♂のエクリプスが2羽、メスが3羽の群れでした。


今日は珍しく男性だけの探鳥会でした。
ヨシ原や散策路でオオジュリンやジョウビタキを期待しましたが残念ながら静かでした。


コロナ対応の時短で12時前に干潟を一周してセンター前に戻りました。
今日の出た鳥は23種、参加者8名+幹事3名でした。秋晴れの下、よいウォーキングが出来ました。


【番外編】探鳥会が終了し身支度をしているとご近所の男性が声をかけて来られました。
小さな段ボール箱をお持ちで、中を見るとなんとトラツグミでした。
ご自宅の庭で見つけどうしたものかとセンターへお持ちになるところでした。
なかなか会えない鳥にこのような形で対面し複雑な気持ちになりました。(合掌)

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北印旛沼探鳥会(2020年10月25日)

2020年10月26日 15時30分00秒 | 探鳥会

秋らしい晴天に恵まれ、久しぶりの北印旛沼探鳥会の再開です。コロナ対策をとり全員がマスクを着用し、
少し距離を取って担当幹事よりのコース等の説明を聞いて探鳥会の開始です。


甚平衛公園の満開のコスモスは美しく写真を撮る人も来ています。
右の一行はカワラヒワの群れの中に見つけたマヒワを観察中です。


北印旛沼の南端あたりです。水面には広い範囲に問題のオニビシが繁茂していました。
そこでは多くのオオバンが見られ、カモ達は残った開水面のみに見られました。


カルガモの中に数羽のヨシガモがいました。左上の個体はエクリプス、右の個体は生殖羽に近くなっています。


北印旛沼の土手上から広い水面を探鳥しています。
双眼鏡だけでは厳しい観察ですが、カモ類や猛禽が見られました。


はるか上空をカモが編隊を組んで飛んで行きます。主体はマガモのようでした。


沼の遠くに繁茂するオニビシの帯が見られ、その手前に多くのカモが泳いでいます。
遠すぎて種類の判別が十分には出来ませんでした。


沼には3羽のミサゴが見られ、そのうちの1羽が上空を飛び、竹杭の上にとまりました。


堤防の斜面を使って鳥合わせ中です。鳥合わせ直後に声が聞こえたセッカを加え、確認した鳥は43種でした。
18名の方に参加いただきました。


同じチョウゲンボウが帰り道でも探鳥中と同じ場所にとまり食事中です。
さっきは小鳥、今度はバッタを捕まえたようです。

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西印旛沼探鳥会(2020年10月18日)

2020年10月20日 21時00分00秒 | 探鳥会

開始前でしたが集合場所の上空をヒヨドリの群れ約200羽が南へ向かっていきました。


新型コロナへの心構えをしっかり確認して探鳥会開始。
宿内公園では小鳥の混群がやってきました。ヤマガラ、シジュウカラ、コゲラ、エナガ、メジロそしてキビタキの声も。
臼井城址公園ではカケス4羽とヒヨドリの群れ約60羽の飛翔が見られました。


田んぼに出るとキジ雄を確認しました。かすかにシギ類の声も聞こえたのですが姿は見えず。
  

遠くにモズ。


印旛沼の土手からカイツブリ類を確認。
沼の奥にカモ類も少しいますが、スコープを皆で利用できないので、情報共有ができません。


いつもの場所でカワセミとカワウを観察中。


チュウサギも複数羽みられました。


鳥合わせです。確認したのは31種。好天に恵まれ気持ちのよい探鳥会となりました。
マスクの蒸し暑さは先月より軽減しましたが、新型コロナの早い終焉が望まれます。

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花見川探鳥会(2020年10月11日)

2020年10月13日 12時30分00秒 | 探鳥会

台風14号の影響で天候が心配されましたが、未明に雨が止んだので曇り空ですが探鳥会を実施することができました。


花島公園ではヒタキ類が頻繁に出入りしていました。
何羽かのエゾビタキが頻繁に出入りしていました。また、雄の綺麗なキビタキの姿も見られました。


花島公園の中島池には先月は見られなかったコガモも渡来していました。
コガモはまだエクリプスなので、雌雄の区別が難しい状況です。


花島橋の付近の鳥影は殆ど無く、橋の下流の水辺でアオサギがひっそりと立っていました。


花見川沿いの遊歩道を進んでいると、声もなく対岸にカワセミが飛んできたのを見つけました。


さらに遊歩道を進んでいるとヤマガラを中心としたカラ類の群れに出会いましたが、エナガは見られません。


その時のヤマガラです。


昼の弁当を食べようとしていると近くの桜の木に何か鳥の姿がみられました。
見てみると、なんと3羽のアトリでした。皆、弁当を食べるのを止めて見入っていました。


連日、雨が続いていたためでしょうか、横戸緑地の出口付近ではテングダケ類と思われるキノコ多数生えていました。
このキノコは大人の手の平サイズでした。


探鳥会の最後は花見川団地の中で鳥合わせです。23種を観察できました。

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小櫃川探鳥会(2020年10月4日)

2020年10月08日 15時00分00秒 | 探鳥会

小櫃川探鳥会も再開です。ソーシャルディスタンスを保つために集合場所(金木橋側道)を
下りた駐車スペースで朝の挨拶です。今日は野鳥の会と盤洲干潟をまもる会の共同開催です。


昼までの時間短縮で開催となりましたので、今日も小櫃川河口の船溜まで移動して探鳥開始です。


今年のお彼岸の頃には今一つだった彼岸花もさすがに盛りは過ぎました。初秋の田んぼ道を進みます。


ノビタキの時期なのでよく現れる田んぼを探しましたがヒバリばかりで空振りでした。
先の電柱にはチョウゲンボウが止まっていました。


今日は鳥だけでなく自然観察も。前浜に向かう途中のカニが集まる流れでひとすくい。ハゼの仲間を確認です。


前浜につきました。潮はかなり引いて水際はだいぶ先です。するとなにやら猛禽類が・・・


ここにもチョウゲンボウが現われました。カワイイ顔をしていますね!


季節的にシギチを期待しましたがアオアシシギ、メダイチドリ、シロチドリを遠くにやっと確認するに留まりました。


今回は昼食なしで鳥合わせとしました。
屋外だから大丈夫かとは思いつつここでもソーシャルディスタンスを意識しました。


干潟のリップルマーク(波形)が自粛生活の閉塞感を癒してくれるようでした。

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房総のむら探鳥会(2020年10月7日)

2020年10月07日 21時30分00秒 | 探鳥会

下総松崎(しもうさまんざき)駅前に集合し、手指消毒を行ってから参加者名簿に記入しています。
晴れ間が見える空ですが、南の方から黒い雲が近づきつつある怪しい天気でした。


房総のむらへ向かう途中、ヤマガラ、カケスが林縁に見られ、空にはノスリが飛びました。
ぼけた写真ですが腹帯模様が見えてノスリと判ります。


坂田ヶ池で別の参加者と合流し、探鳥コース、時間予定、注意事項を説明し、全員揃って探鳥を開始しました。


坂田ヶ池をめぐる林道を歩きます。林間にはメジロ、シジュウカラの声、池の方でカワセミの声も聞こえてきました。


林道の脇には黄色い花が群生しています。
調べてみると、花名はキバナアキギリ(学名 Salvia nipponica)、日本のサルビアでした。


坂田ヶ池の浮き橋を渡り、古墳地区の風土記の丘に向かいます。


坂田ヶ池には渡ってきたばかりのハシビロガモ、コガモが木陰に休んでいます。
コガモもハシビロガモも目立つ繁殖羽ではなく、まだ皆地味な体羽模様でした。


風土記の丘に上がりました。旧学習院初等科正堂の周りの林にヒタキ類が飛び、探しています。


飛んでいたのはエゾビタキでした。枝にとまったエゾビタキを見つけ、シャッターを切りましたが、飛び立った姿でした。
エゾビタキの特徴である下面の縦じまはかろうじて判ります。


国重要文化財の旧御子神家住宅近くの林で、カケスが飛ぶ姿が見られ、樹間にはエゾビタキ、キビタキ雌が見られました。
ここでしばらくヒタキ類を探し探鳥の足が止まりました。


風土記の丘資料館近くの古墳広場が今日の終点で、鳥合わせ中です。
周りにはエゾビタキが飛び交っているのかカメラマンが木々に向けてカメラを構えていました。
確認した鳥は26種、参加者は20名でした。待っていたかのように雨が降り出し、無事、探鳥会を終了しました。


ぼやけたエゾビタキしか掲載できなかったので、10月2日に下見をした時に撮った1枚を載せます。
この時には、コサメビタキ、サメビタキも見られました。

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手賀沼探鳥会(2020年10月4日)

2020年10月05日 17時00分00秒 | 探鳥会

手賀の丘公園のどんぐりの家脇で受付をしています。手指を消毒して頂いてから受付けますが、
名前・連絡先を参加者名簿に詳細記入するため、以前より受付に時間がかかりました。


手賀の丘公園にオートキャンプ場が開設され、公園内の様子が変わりました。
以前のままに保護された区域も多くありますが、休日の園内には多く方がキャンプをしています。 
探鳥コースはキャンプ区域を避けるように設定しました。


森の中にカケスの声を聴きながら、カワセミの池に到着。いつものカワセミを探しますが見られませんでした。
ここから従来とは逆回りのコースをとり、手賀沼に向かいます。


手賀沼の遊歩道に来るとヨシ原の中にホオジロ、手賀の丘公園のある森の樹上にオオタカ、そして頭上にはチョウゲンボウも現れました。
オオタカは接眼レンズに塩ビシートを介して、望遠鏡で観察しました。(接触感染防止です。)


手賀沼はまだカモは少なく、見られたのはカルガモ、コガモの2種のみでしたが、
湖面ではパドルボードが行われ、賑やかな声が聞こえてきました。沼のカモ達と仲良くしてください。


遊歩道脇の木の天辺ではモズ(百舌鳥)がヒバリのような声で囀っていました。


農道からノビタキを探しています。何とか1羽は確認されました。遠くの電柱の上にはノスリも見られ、
刈り取られた田んぼの中にタシギを探しながら歩くと、近くの田から1羽がジェーッと鳴きながら飛びだしました。


手賀沼から手賀の丘公園に戻る坂道を行くと、キンモクセイの花の強い香りがしてきました。
周りの林ではヤマガラが飛び交っていました。


手賀の丘公園の桜の森に来ました。毎年の10月、この森ではヒタキ類が見られるので、
上を見上げながら探しています。


桜の森の間を数羽のエゾビタキが飛び回り、近くの枝にとまる時もあり、全員でその姿を楽しく観察出来ました。


どんぐりの家前に戻って鳥合わせ中です。確認した鳥は35種、参加者は29名でした。
コロナ対策を行いながらの再開探鳥会への参加ありがとうございました。

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