直前に降った雨はなんとか上がり曇天無風の天候の中、
西印旛沼コースは初めてという方5名を含む15名がお集まりくださいました。
さっそくやってきた鳥は若いイソヒヨドリの雄でした。
公園のうっそうとした木々の枝葉が微かに揺れ、ちらちらと小鳥が見えています。
シジュウカラ、ヤマガラ、エナガ、コゲラ、メジロの混群で、幼鳥もたくさん混じっていました。
中盤、再び空を厚い雲が覆い蒸し暑さが増して雨が降るかと危ぶまれましたが、
ツバメは空高く飛んでいて、その「ツバメ予報」どおり水田に出るころには少しずつ晴れてきました。
さっそくかなり上空を猛禽が、高速でまっすぐに飛んできました。
ハヤブサでした。
雛が生まれ餌捕りに忙しくなったのか、水田にサギの姿が見られるようになりました。
チュウサギとダイサギです。セッカやヒバリの声も聞こえています。
参加者それぞれの視線があちこちに向いている状態です。
トビにオオヨシキリにキジのカップルにカルガモ親子と、観察が忙しくなってきました。
カルガモの子たちはずいぶん大きくなっています。
アジサシ類を期待した沼は静かでカワウ、カイツブリ、アオサギのみ。
鳥合わせ場所で、奥の水辺にふたたびカルガモ親子とカワセミ2羽を見つけ、
ホオジロやウグイスは元気のよい囀りを響かせてくれ、この日確認できたのは31種類。
子育てのこの時期は、日々鳥たちの行動が変化して面白いです。
来月の探鳥会はもちろん、機会があればぜひまたこのコースを散策してみて下さい。
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