穏やかな天候の下、5月の谷津干潟探鳥会のスタートです。
群馬県や茨城県からのご参加、鳥見を始めたばかりの方、久々に再開した方など多彩な13名の皆様にお集まりいただきました。
シギチの渡りシーズンも終盤となり果たして⁉とスタートしましたが、あまり鳥の気配がありません。
集合地点からスコープで観察すると貝殻島にかろうじてキアシシギが確認できました。
今日は中潮で午後にかけて引いていく潮目でした。
ビギナーの方もおられましたので展望デッキからアオサギ、ダイサギなどをじっくり観察しました。
冬鳥のカモたちはすでに渡去しましたが留鳥のカルガモは家族でくつろいでいました。
翼鏡と嘴がキレイですね。
観察センターの対岸の遊歩道を進みました。
干出し始めた干潟にアオサが溜まり、一部腐敗して赤味を帯びていました。底生生物が心配です。
オオヨシキリのギョギョシ、ギョギョシという大きな声が近くに!
珍しくヨシの中でなく遊歩道脇の樹木で鳴いていました。
皆で「何処だ、どこだ?」と探しましたが姿を特定できず。すぐ目の前なのに不思議です(涙)
谷津公園に進むと樹木の葉陰にエナガがちらちらと数羽見られました。
通りがかりのご家族も興味深そうに一緒に観察しました。
今回も途中で折り返して自然観察センターへ戻り、淡水池を観察しました。
カイツブリの子育ても順調のようで親子4羽の姿が見られました。(距離があり証拠写真です・・・)
カイツブリを観察しているとカワセミが現われ、ダイブする姿も見せてくれました。
また観察場所の隣では小さなアオダイショウが!生き物が活発な時期ですね。
芝生広場で鳥合せです。今日の出た鳥は19種、お目当てのシギチは1種と残念な結果でした。
しかし良い気候の中ゆったりと干潟を巡れて楽しい探鳥会でした。
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