うちのご先祖様たちは、大昔の北陸地方の地震で、何基もの墓石が、悉く倒れて、そのまま、どれだけの歳月を過ごしたのやら。
あそこに、うちのお墓があったことを誰が知っていたのやらも分からないままに、父は亡くなり、もちろん、姉も私も知る由もなくだったけど、それでも、私は、どこかに、うちのお墓があるのではないかと姉には話していました。でも、姉は、興味なしで、さらにそのまま、何年も。
そしたら、役場から連絡が来ました!
もう、私が片付けるしかないわ、と姉ではなくて、私が出張って行って、
片付けにかかったけど、何基もあるお墓、どの石がどこに積まさるのやら、さっぱりわからずに、適当に積んでもらいました。
大丈夫、ご先祖様たち、化けても出なかったし、その後、魂抜きして、お寺に預かってもらったけれど、
その後も、文句も言ってこないですよ。
って、私の霊感なんてあてにはならないんですけどね;