秋が近づいている天龍寺の境内と塔頭
今年は残暑が長く厳しい暑さが続きましたが、季節は移ろいを見せています。
秋風が感じられるようになった日、久しぶりに天龍寺に出かけてみました。
京都嵯峨嵐山の天龍寺は多くの観光客が訪れる臨済宗の禅刹で、かつては渡月橋や亀山公園も境内地でした。
明治10年の上地令により亀山全山や嵯峨の境内を上地し、現在の境内地はかつての10分の1、3万坪が残されています。
広い境内には塔頭の松巌寺、慈済院、弘源寺の3か寺があり、兵火を逃れたため室町様式あるいは徳川期のものが残ります。
塔頭の松巌寺は2月3日の御開帳以外は閉堂されています。慈済院は天龍寺の開門時間内に参拝が可能です。
弘源寺は春・秋の特別公開時のみ拝観可能で期間外は非公開です。
観光シーズンでも塔頭を訪れる人はまばらです。
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