萩の寺 定林寺の枝垂れ萩
京都には有名、無名にかかわらず萩の花が咲く寺院等が数多くあります。
常林寺もその一つで古くから「萩の寺」として知られ山門の入り口にも萩の寺とあります。
幕末の頃には勝海舟が京の常宿とし、時には坂本龍馬も逗留していたといわれます。
豊臣秀吉がこよなく愛した「枝垂れ萩」といわれ、山門からの石畳の参道の両側に萩が生い茂ります。
本堂は秋の特別拝観時期以外は非公開ですが、境内にはいつでも入ることができます。
常林寺の萩は咲くのが早く、訪れた時には盛りを過ぎていましたが雨に濡れた石畳にこぼれた薄紫の花弁が
綺麗でした。
今年はコロナ過の影響で特別拝観は中止となりました。来年こそ、萩が咲き誇る時期の特別拝観に訪れて、
四季折々の草花が描かれた77枚の天井絵を見てみたいと思います。
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