たそがれ縁側日記

ボケ老人の独り言

バカにされている日本

2006-12-21 08:58:40 | Weblog
 難航していた六カ国協議が1年1カ月ぶりに開催された。しかし今のところ北朝鮮の強気な姿勢ばかりが目立ち何の進展もない。北朝鮮は核保有国の仲間入りをしたとの前提で協議に臨んでおり、これを認めない他の5カ国との間で考え方が基本的に異なっている。議長国である中国も、さすがに今回の協議で成果得ることは期待できないようで、開催できたことに意義があり、年明け以降も協議を継続することにより何らかの成果を期待しているようだ。
 報道によれば北朝鮮は他の5カ国との二国間協議には応じても日本との二国間協議だけは応じていない。基調演説の中でも拉致問題についてはまったく触れず、拉致問題の担当者も北京入りしていないという。日本の存在を完全に無視しているようだ。北朝鮮の新聞では日本を倭国、島国などと蔑称で呼んでいるそうだ。また、日本を米国の属州だとして、協議に参加する資格もないとしている。これだけ見下した態度をとられても日本としてはなす術はないのか。
 北朝鮮に対する日本の対応が甘すぎるのではないか。粘り強く対話を続けるとは言っても相手が聞く耳を持たないようではどうすることもできない。もっと別の強い圧力をかけるしか方法がない。現在の状況では拉致問題など話題にすらならないのではないか。そのうちにアメリカが国内事情もあって大幅に譲歩するようなことになったら日本の立場はどうなるのか。そうならないためにもあらゆる手段を今から講じておかなくてはならない。


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