昨年末私のところに来たXJR１２００。
先輩の整備記録を見ると最後のオイル交換後すでに
６０００ｋｍ走っている。
そしてオイルフィルターについては１２０００ｋｍ近く
交換した事がないようだ。
BAJAとマグナは年間の走行距離は、１０００ｋｍくらいしか
走らないがオイルは酸化し劣化するので走行距離に関係なく
２年に一回の割合でオイルとオイルフィルターを交換している。
一気に三台のバイクを交換するのはしんどいしXJRは今回初めて
なので取り敢えずXJRのみを行う事に。
チビが塾に行っている間に実家にバイクを持っていき
工具を出してくる。
まずは、オイル交換作業から。
ドレンボルトを外せば、まぁドスグロイオイルが出るわ出るわ。
さすが１２００ｃｃようけオイル入ってますわ。
今回はオイルフィルターも交換するので、フィルターBOXのドレンから
中のオイルも出す。
オイルフィルターのBOXを外すには、クラッチ？？かなんかの
カバーも外さないとこれが取れない。
オイルフィルターもかなりのくたびれで、BOX内を拭きとると
結構な金属カスが付着していた。
やはりバイクも３００００ｋｍを超えるとちゃんとオイルと
フィルターは交換しないとあきません。
で次はプラグの交換作業に。
こいつが今回は難儀だった。
１番と４番のプラグは簡単に外せるが、２、３番がどうにも
こうにもならない。
ネットで色々と調べていたら、タンクを外さずに上げて
キャブもバラスというページがあったので取り敢えず
上げてもみる。
まぁどんなに頑張っても無理です。
俺の手は決して大きくないのだが、プラグなんて絶対に
交換できない。
１０分ほどあれこれと格闘するが諦める。
４番は簡単に外せるのだけど３番は無理。
空冷の為、エンジンの冷却の為にプラスチックのダクトが
あり、こいつが邪魔でしょうがない。しかも硬いときたもんだ。
で、結局はタンクを外すことに。
最初から外せば良かった。。。
多分、タンクも外すことになるだろうと予測していたので
リザーブ近くまでガソリンを消費していたのでタンクは
軽い軽い。
廃油入れのボックスの上に傷がつかぬようタンクを置いて
作業。
しかしさすが、１５年以上前のバイクだ。
フレームも細い。
まぁよくもこんなガリガリのフレームに１２００ｃｃのエンジンを
ぶら下げるもんだ。
タンクを外せばまだ作業はし易いが、それでもエアダクトが
邪魔だ。
プラグを外すのに周りのゴミを飛ばさねばならない。
しかし、私はコンプレッサーなんぞ持ち合わせていない。
ストローを口にくわえて兎に角吹きまくる。
２番のプラグを外しているときに息を吹くとなんか黒いものが
舞い上がった。
エアダクトが邪魔で良く見えない部分があり吹いているうちに
ゴミが見えなくなったのでプラグを外しはめようと思ったら
なんか黒いもんが穴をふさいでいる。
黒く炭化したようなハチだろうか！？
こんな狭いところに何してくれんねん。。。
家から割り箸を持ってきて挟もうと思うが狭くて
はしをパチパチ出来ない。
そうこうしているうちにハチは、消えた。
あー、やってもた。
その時脳裏をよぎった曲が
これだ。
まぁ細かい石などでも爆発威力で砕けると言うから
ハチごときでシリンダーヘッドが削れるなんて事もないだろう。
兎に角、1気筒300ccもあるのだ。
そんなもん跡形もなく粉砕してくれよう。
作業を終えて家まで走るが、ミッションが軽い。
なんとも軽快だ。
よかったよかった。
まだ当分バイクは冬眠だ。
プラグ交換の為にガソリンタンクを空に近ずけて
いたので帰りにガソリンを入れた。
１６Lちょいガソリンは入り、走行距離は１７２ｋｍ。
１０．５ｋｍ/L 。
なんやこの燃費の悪さ！？
やりきれんなぁ。
そんなにアクセル明けているわけでもなくアイドリングも
エンストギリギリまで下げたのに。。。
４輪のTIIDAでも街乗りで１３は走るぞ。
なんかおかしいような気がするなぁ？？？
