駐車場のハンノキです。
2月25日(土)は、「親子で冬のクワガタさがし」の最終回。快晴で風もなく暖かい日となりました。
これは何年か前、たか爺のハチの師匠のsundogさんがモンスズメバチの巣を駆除した痕です。たか爺が見つけて、公園管理事務所に連絡を入れました。まあ、駐車場や園路に近い場所でなければ、そのままにしておくところなんですけれどもねぇ…。
もっと上のほうまでずっと洞になっているのは、手で樹皮を叩いてみるだけでもわかります。でも、スズメバチたちの出入口になっていた裂け目の周辺だけをこれだけしか伐らないで、あとはどうやったのかな? 木の中に巣の外皮も巣盤も残っていないので、レインウェアに皮手袋だけで手を突っこんで取りだしたとしか思えない!? 10年前からこんな感じだからなぁ…。
同じ木の上のほうには、アカゲラやアオゲラあたりのキツツキの仲間が幼虫を食べた痕も残っていました。もちろん、朽木の話をしながら、参加者の方たちにも見てもらいましたよ。
photo by yamato
先週の午前の部の際にあかねが見つけてくれた、コガタスズメバチの新女王を見てもらっているところです。このままここで越冬できそうかな?
この日の参加者は4家族12名。今年は5回ともうまい具合に分散して参加してもらえましたね。キッズアシスタントはやまとです。しばらくお手伝いに来ていなかったのですが、スナップ写真の腕は上がっておりました。でもなぁ…。中学生になっちゃうと、みんななかなかねぇ…。来れそうな時だけでも、お手伝いに来てもらえるとうれしいですね。
photo by yamato
朽木の「すべすべローション」を体験中!?
photo by yamato
クワガタさがしにはちょっと見当違いな朽木ですが、どなたかが無理やり削っておりました…。
落葉がたまった側溝では、もちろん小学生だって遊びますよねぇ~。
photo by yamato
これも誰かが崩したあとです。クワガタやカミキリムシの幼虫の食痕や、蛹室の痕を見てもらいました。この朽木は当りだったでしょうね。
photo by yamato
注意事項のあとはご家族ごとに分かれて。
「親子で冬のクワガタさがし」です。
1時間なんてあっという間ですが…。
とりあえず1時間あれば十分ですよねぇ~。
クワガタの幼虫はすぐに出てきます。
photo by yamato
最後は慎重に。
photo by yamato
よかったね!
今回も大きな幼虫が多かったです。
コガタスズメバチの新女王は2頭。
キイロスズメバチも2頭。
これはなぁ…。コメツキの仲間の幼虫なのかな?
コクワガタのオスを見つけていたご家族もいました。
photo by yamato
最後に、クワガタの幼虫の飼い方を説明中です。みんな無事に育って、6月にはビンの縁に蛹室を作って幼虫から蛹へ、蛹から成虫へと変化していくところが観察できるといいですね。
先週から芽吹きはじめたゴマギです。
参加者の方に触ってみてもらって匂いをかいでみてもらうのを忘れてしまいましたが、これはこれからいつでもできるから、まあいいかぁ…。
そろそろレンジャクたちが来る季節なので、鳥屋さんたちも多かったけれども、今日はみんな子どもたちにも普通に接してくれるいい人たちでしたね。鳥屋さんたちは上を、たか爺たちは下を見ながら、本来は共存できるはずなんだけれども、公園という場所で「烏合の衆」になっちゃったり、相手を排斥するような人たちが出てきちゃうとねぇ…。今年はそんな人たちがこれ以上増えないといいのですが…。
これにて「冬のクワガタさがし」は終了。たか爺はこれからお花見モードです!?