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修理工場の使命とはなんぞや?(アテンザHID樹脂ヘッドライトリフレクター問題)

2021-12-21 | 車両修理関連
修理工場の使命とはなんぞや?(アテンザHID樹脂ヘッドライトリフレクター問題)

 これは、下記のYoutube動画を見ていて思ったことで、以降の我がコメントを転載したい。

【暴露】修理代30万円!純正なのに車検に通らない車!!高額修理になる可能性があるので要注意
962,082 回視聴2021/11/06
https://www.youtube.com/watch?v=u62teYeH1DI

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コメント

この動画を見ていて、修理工場の使命とはなんぞやということを考えてしまった。
一般的に、ユーザーの不具合を聞いたり、車検などの際は検査基準に合格するかを判定して、あくまでもユーザーの了解の元に、それを修理することだと解されるだろう。しかし、それだけだろうか?

車両の設計だとか製造に起因する不具合があれば、それが認められ様が認められまいがに関わらず、ユーザーの権利を代弁して、製造社なり国家監督機関に報告し、ユーザーの権利を保護することも使命ではないかと思う次第だ。

この動画を最後の方に、メーカーは本来パーツリストにない部品を単品¥2千円程で供給しているしていることが報告されているが、そもそもそういう部品を出すこと自体が、メーカーは欠陥を認めていることを示すのではないだろうか。

この単品補給部品のことは、積極的にメーカーは報知もせぬまま、中にはやむないと新品12万円(方側)を取り替えているユーザーもいるだろう。せめてこのメーカーに良心があったら、期間外保障として無償で、交換すべき処置とするのが、製造業社としての道義というものだろう。

なお、筆者は、過去に様々なメーカーのヘッドライトを分解した経験を持つが、およそHID式ヘッドライトで、反射鏡は金属製および電気メッキが当然であり、しかもプロジェクターレンズもガラス製であることが当然だと思っていた。同じプロジェクター式でもハロゲンタイプだと、樹脂製リフレクターと塗装メッキ、プロジェクターレンズも樹脂製となっている。

そんなことから、このメーカーは設計基準が甘すぎるし、そのことの責任を回避し過ぎていると思える。

なお国交省の不具合情報(https://carinf.mlit.go.jp/jidosha/carinf/opn/index.html)でも、ヘッドライトについて、同様の不具合が5件掲示されているし、みんから情報にも同様の不具合を訴えているユーザーがいる。



最後に繰り返すが、修理工場とは直せば良いだけじゃない。車両の設計や製造に不具合があると判断すれば、そのことを関係機関に報知して、被害を該当ユーザーだけでなく世に広く存在するユーザーの権利を保護しようという思いが根底にあるべきと信じる。
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Wikipedia より
アテンザ(MAZDA6) 3代目 GJ系(2012年 - )
詳細は「マツダ・GJ」を参照
2011年の東京モーターショーに出品された「雄(TAKERI)」[40]を量産化したモデルで、2012年11月20日に販売開始[41]。新世代技術の「SKYACTIV TECHNOLOGY」と新デザインテーマの「魂動(こどう)- Soul of Motion」を採用したフラッグシップモデルとして開発された。また、CX-5に次いで2車種目となる「SKYACTIV」全面採用車でもある。この代から、先代まで設定されていたハッチバックモデルが廃止された。これに合わせてスポーツワゴンの名称は「アテンザワゴン」に変更された。

パワートレーンは2.0Lと2.5Lのガソリン直噴エンジン「SKYACTIV-G」と、アテンザ/MAZDA6では初[補足 2]となる2.2L直噴ターボコモンレールディーゼルエンジン「SKYACTIV-D」を用意。いずれも既存エンジンの改良型が投入された。

トランスミッションは発進時以外の全ての領域でロックアップし、スムーズで素早い変速が可能な6速AT「SKYACTIV-DRIVE」を採用。併せてディーゼル車にはマツダの日本国内向け車種では初めて、ショートストローク化による素早いシフトチェンジと、構造の見直しによる軽い操作感を両立した小型・軽量設計の6速MT「SKYACTIV-MT」を設定した。

また、アイドリングストップシステム「i-stop」に加え、乗用車用では世界初となる蓄電器にキャパシタを採用したことで電気を急速に蓄え、使う時には一気に放出できる特長を持つ減速エネルギー回生システム「i-ELOOP(アイ・イーループ)」を全車に標準装備。さらに軽量高剛性ボディの「SKYACTIV-BODY」や軽量設計のシャシ「SKYACTIV-CHASSIS」も採用している。なお、この「SKYACTIV-CHASSIS」のホイールベースはセダンとワゴンで異なり、セダンの2,830mmに対して、ワゴンは80mm短い2,750mmとなるが、セダンはこの内の32mmを後席空間の拡大に充てているのに対し、ワゴンではリアのタイヤ位置とサスペンションの取り回しを見直して室内への張り出しを前方に寄せ、荷室容積と使い勝手を重視している[42][43]。

安全性能も強化されており、衝突回避や被害軽減を図る衝突被害軽減ブレーキに、より早い段階でドライバーの認知支援を行うアクティブセーフティ技術を取り入れた独自の先進安全技術「i-ACTIVSENSE(アイ アクティブセンス)」を採用した。

なお、2019年8月1日から販売される一部改良モデルより、日本向けの車名をグローバル向けと同じ「MAZDA6」に変更している[1]。変更以後についてはMAZDA6およびGJの項目を参照されたい。
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