私の思いと技術的覚え書き

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駿河湾の様相

2019-09-12 | 沼津そして伊豆周辺
 静岡県の東部には伊豆半島が位置し、この半島と県中央部となる御前崎との間に形成される湾を駿河湾と呼ばれる。(写真1)国内の湾としては大して大きくないが、この湾の水深は最大2500mと国内屈指なのだそうだ。

 何故、そんなに深いのかということだが、この湾のほぼ中央部海底には、南北に走る駿河トラフという海底の溝が形成されていることによります。そして、この深い溝は、ユーラシアプレートとフィリピン海プレートの接合面であり、ユーラシアプレートの下にフィリピン海プレートが潜り込むプレート境界面を形成しているそうだ。なお、このスルガトラフは、日本列島を西に四国沖を走る南海トラフに連続しているのだ。(写真2)

 この駿河湾の海底の様子を示したモデルをだいぶ以前に見る機会があったので紹介してみる。(写真3、4)如何に湾中央部に向って急傾斜に深くなっているかが判る展示だ。

 伊豆半島の戸田(へだ)という地(現在沼津市内の最南)があるが、高足蟹だとか深海魚料理が楽しめる地だ。何度か,この地の民宿で宴会を行ったことがあるが、その民宿主たる漁師によれば、高足蟹は水深300m位の場所から捕れると聞いた覚えがある。





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