昨年１１月事故／阪神高速パナメーラ中型トラック追突転倒事故

　最近のこと、Ｎｅｔ探索で知る昨年（2018）１１月２５日阪神高速の追突死亡事故を記録しておきたい。
　記事は、本文末尾に転載するが、事故はどうやら、日野中型バントラックの左後部に相当の速度差を有したポルシェパナメーラが追突することで生じた様だ。なお、死亡したのは、追突炎上したポルシェパナメーラの運転車ではなく、被突中型バントラックの運転車だと云うことにちょっと驚いた。（写真１～７）

　被突車であるが、通常左後部に入力を受ければ、被突車は右方向へ偶力を生じる訳だが・・・。本事故では、左方向へＵターンする様にして右側へ横転して、トラック運転手が死亡しているという。この理由だが、左後部にパナメーラの追突を受け、被追突のトラックは左後輪を持ち上げられる様にして押し出され、左回りの強烈な偶力を受けるに至ったのだろうと想像する。そして、その急ハンドルに匹敵する旋回により、トラックは旋回外側に横転するに至ったのだろう。しかし、トラック運転席は生存空間がなくなるほどの変形もなく、死亡した運転者はシートベルトをしていなかったのだろう。（写真８、９）

　しかし、本件事故は追突車パナメーラ（総車重２トン程）が被突バントラック（総車重８トン程）に追突して、ここまで前車を押し出し転覆させているということは、相当な速度差で追突したのだろうということに驚く。他の記事では、パナメーラが２００km/hで走行という記述もある。それと、パナメーラの運転車だが、芦屋市の開業医である久保田秀哉容疑者（５０）は、２０１７年３月に免許取り消し処分を受け無免許であったという。東大卒だというが、トンデモない医師だ。









追記
　ポルシェには、当然任意保険が付保されていて、被害者側の対人および対物賠償は保険でまかなえるだろう。高価な車両だから、自車両にも車両保険が付保されているだろうが、無免許は免責となる。同じく自分自身も負傷しているだろうが、人身傷害および搭乗者傷害保険も無免許免責となる。