私の思いと技術的覚え書き

歴史小説、映画、乗り物系全般、事故の分析好きのエンジニアの放言ブログです。

可愛さ薄れる様変わり

2016-08-23 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
 好きなクルマで、一定ヒットしたオリジナルモデルのテイストを再生させた、リバイバルモデルというものがある。フォルクスワーゲン・ビートルしかり、ローバー・ミニ(リバイバルはBMWミニ)等のことを指す。何れのモデルも再生されてから既に2世代目以上のモデルチェンジを経て来ている訳だが、何故かオリジナルモデルの持っていた「可愛さ」みたいなものがだんだん薄れて行く様に感じるのは私だけだろうか。

 時代は移り、衝突安全やその他の要因の中でサイズアップ(大型化)したり、競合する他車種と同等に高品質(らしさ)もしくは高級志向に向かいつつある時代の変化に対応せねばならないことや、モデルチェンジという変化を感じさせざるを得ないという宿命が生み出したものと思うが・・・。しかし。オリジナルが持っていた「可愛さ」というものがヒットした理由であり、それが失われていくことを残念に思うのは私だけの懐古趣味なのだろうか。


追記
 ビートルに付いては、ニュービートルは一定ヒットしたことは確かだろう。しかし、ザ・ビートルは、走っていても見掛ける数は意外に少なく感じる、メーカーうたい文句は「よりオリジナル(Type1のこと)に近いフォルムにした」と云うが、側面はシルエットはともかく、前後シルエットは幅広く薄べったく見える訳であって、「ウソ書くなよ!」と云いたい。

 BMWミニについては、R50からR56へは、あまり違和感なく受け止めたが、F56については「ちょっとなー」というのが正直な思いだ。ヘッドライトが上向き過ぎだし、だいたいフロントオーバーハングが極短いとうのが、持ち味の一つだったのが崩されてしまった。もっとも、これはBMW本家からの伝統で、ヨーレスポンス向上への効果を狙ったハズだが、本家も最近崩れ出しているが・・・。それと、後方だが、テールランプが不釣り合いにでか過ぎだ。クラブマンにあっては、横長テールとなり、ミニに見えない。まだまだ書かずにいられないのが、サッシュ付き4ドア(クラブマン含む)だ。ごちゃごちゃしてまるでスペシャルティ感が希薄だ。実用性は上がっただろうが、もっとシンプル感が欲しいと感じる。

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