私の思いと技術的覚え書き

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ブルーインパルス首都上空飛行再度の嫌悪する

2020-06-02 | コラム
 自衛隊のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」が「医療従事者に敬意」を表すとして、5/29に首都東京上空を飛行したそうだ。これが、何故「医療従事者に敬意」を表すのか? 甚だ疑問で、それを表すなら、もっともっと適切な方法があるのではないかと思えるというのが私見だ。

 但し、拙人は自衛隊隊員に基本的敬意の念を持つし、憲法改正し、自衛隊でなく防衛軍として、憲法上もまったく問題のない組織になってもらいたいと思っている。また、国威発揚とかそれなりの舞台において、錬磨したブルーインパルスグループが、その妙技を披露することに反対する思いはない。

 ところが、今回の飛行の命は、河野太郎防衛相にあるというところが気に食わない。この江野とか世耕とか共通しているのだが、言動とか行動が、目立ちたいとか存在感を示したいということに終始している様に思えてならないからだ。

 江野について補足すれば、本人の歴史認識は公の場で聞いてはいないが、この父親の河野一郎の歴史認識は正に自虐史観の最たるものだったことは明記しておきたい。

 それと、ブルーインパルスだが、国内で何度か地絡事故を起こしている。その中で最大の事故が、1982年の浜松基地航空祭での墜落事故だ。この際は、浜松基地に隣接するホンダ技研の工場にマトモに墜落し、同工場内にパイロットの首がころがっていたという記事を見た覚えがある。今、再度同事故を調べてみたら、パイロット以外に重傷3名、敬称0名、被害家屋28戸、車両290台の損害が出たとある。もし、東京上空でしでかしたら、この10倍は優に超える被害を出すことだろう。

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ブルーインパルス、再披露も 防衛相「全国から要望」
6/2(火) 17:24配信 共同通信
東京都庁(左)上空を飛行する航空自衛隊のブルーインパルス=5月29日、東京都新宿区(共同通信社ヘリから)

 河野太郎防衛相は2日の記者会見で、5月29日に東京都心の上空で編隊飛行を披露した航空自衛隊のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」に関し、2回目の飛行を検討していると明らかにした。全国から要望があるとし「前向きに考えたい。まだ今後の計画は何もない」と述べた。具体的な地域や選定方法も決まっていないという。

 東京上空は航路が過密で編隊飛行を披露するのは異例。新型コロナウイルス対応に当たる医療従事者に感謝を示す目的だが、政治利用との指摘もある。河野氏は2日の会見で、5月29日の飛行は米軍が同様の編隊飛行を行ったことに倣い、自身が発案したと明らかにした。
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