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 私の思いと技術的覚え書き

歴史小説、映画、乗り物系全般、事故の分析好きのエンジニアの放言ブログです。

神戸トラック暴走 その2

2019-09-04 | 事故と事件
 昨日の事故だが、本日の報道で「川へ転落以前にトラックの左右前輪がバーストしていたことが確認」などと記している。どうやって転落以前だと確認したのであろうか? また、左右とも同時にバーストするなど、あり得るのだろうかとも思えてしまう。

 また、仮に左右前輪がノーブレーキ状態だとしても、ブレーキフェードを起こしていない限り後輪荷重が大きく2軸のトラックでは、制動能力は低下するとはいえ相当程度に減速できたはずであろう。それが、第1事故から600mも走って転落するとは、ブレーキに問題があったに違いないだろう。

 報道ではない個人の意見だと思うが、「ベーパーロックか?」なんて記してあるが、そもそも該当トラックの制動装置が、空油圧複合(エアオーバー式)ブレーキかフルエアブレーキか確認もしないで述べている発言だと思える。愚人としては、やはり過熱による摩擦能力の低下が招いたブレーキフェードを強く疑うのだ。

 なお、今日の報道中で、トラック運転手は病気の検査(病名など不明)を理由として9日間の休暇を取り、その後の初仕事として熊本から神戸を目的地として運行中の事故であることを報じている。この病名がなんであるのか気に掛かるところだ。また、運転手の実名と57才だということも報じられた。しかし、何らかの疾病で前後不覚に陥ったとしても、例え100km/h速度が出ていたとしても600m道に沿ってハンドリングできるハズもなかろうと思えるのだが・・・。


今朝神戸の大トラ下り坂暴走?事故 2019-09-03
https://blog.goo.ne.jp/wiseman410/e/003df92461ec2d19a6b568a50fc44fc7

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