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 私の思いと技術的覚え書き

歴史小説、映画、乗り物系全般、事故の分析好きのエンジニアの放言ブログです。

長野市の不審自動車販売店

2022-02-20 | 事故と事件
長野市の不審自動車販売店
 従前(1/14)記した、長野市の不審自動車販売店「デュナミスレーシング」だが、続報記事があり、被害増額4億円にもなるのではないかという。

 この事件だが、個人被害車の多さもあるのだろうが、そういう一般ユーザーだけでなく、ディーラーも大口で引っ掛かってる間抜けなところがあるんじゃなのかと思える。また、外注作業を請け負っていた、自動車板金業とかコーティング施工業社でも大きな被害を受けている企業がある様に思える。詐欺罪はそれなりに刑事処分されるだろうが、民事賠償については、破産宣告受けたとすれば取れず終いに終わる可能性もあるだろう。

【過去記事】
長野の不審自動車販売業者の報
2022-01-14 | 事故と事件
https://blog.goo.ne.jp/wiseman410/e/abad58a7c139b5eea06435360a6adf2e


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ついに家宅捜索!4億級納車トラブル問題に浮上した「新たな疑惑」
FRIDAY 2/10(木) 12:02配信
 長野県・長野市にある自動車販売店「デュナミスレーシング」で新車購入のためにお金を払った客に対して、2年以上も納車されず、返金もほとんど行われていない問題。経営者のO社長が「行方不明状態」となっているなか、長野県警は同社を家宅捜索するなど、本格的に動き始めた。今後、事件化されるかどうかに注目が集まっている。

 同販売店の問題点と、O社長の顧客への誠意を感じられないやりとりについては、1月27日付の記事「総額4億級?前代未聞の納車トラブル『渦中の社長』のLINEを入手」でお伝えした通りだ。

 ここでさらに、購入者の証言で新たな問題が浮上した。同社から納車された顧客の車検証を確認したところ、車検証の「所有者」の名義が、購入者の名義ではなく、ディーラーの名義になっていたことがわかったのだ。

 何が問題かと言えば、その車を売った自動車販売店(以下、モーター屋)やディーラーが何らかの理由で倒産した場合、債権者の意向によっては、買った顧客の車を引き上げられてしまう可能性も出てくるのだ。顧客には一切の責任がないにもかかわらず、だ。

◆なぜ所有権がディーラーにあったのか?
 デュナミス社から購入したAさんはこう明かした。
「買って数年間は気づかなかったんですが、自動車保険の担当者から指摘されて、車検証の所有者欄が、私の名前ではなくディーラーの名前になっていることを知りました。現金で買っているのになぜ…?と不思議に思い、O社長に聞いたんです。明らかにおかしいので、私の名義に戻してほしいとも伝えました。そうしたら、『あなたの名義にするのはとても手間のかかる作業で、手数料3万円がかかる』と言われたのです。バカバカしくなって諦めました」

 「被害」を訴える人が100人は下らず、「被害総額は4億円級に上るのでは」とも言われる今回の「新車納車トラブル」。このトラブルの原因を、一般的な車購入の流れに置き換えながら考えてみよう。

まず、Xさんが新車を購入するとき、Xさんはモーター屋から買うが、そのモーター屋はディーラーに車を発注し、その車をXさんに売る。このとき、現金一括でXさんが車を購入した場合、原則として車検証の所有者名義はXさん名義になる。

 しかし、Xさんがディーラーや信販会社を相手にローンを組んで購入した場合は、残債がゼロになるまで所有者はディーラーや信販会社の名義のままとなる。これを「所有権留保」という。この場合、Xさんは「使用者」になる。

 所有者とは文字通り「車を所有している者」で、車に関わる全ての権利を持つことになる。誰かに売却するのも自由だし、別の人の名義に変更することも可能だ。一方で「使用者」はただの車の使用者である。Xさんが「使用者」の立場でいる限りは、売却や別の人への名義変更の権利は持つことができず、あくまでも「使用を許された人」でしかない。

 この場合、モーター屋やディーラーが何らかの理由で倒産した場合、債権者は使用者の車をその自宅から引き上げることもできる。つまりXさんの車が、突然奪われてしまうこともあるのだ。繰り返しになるが、「使用者」に所有権はないので、裁判をしたとしてもあっさり負けてしまう。それぐらい「所有権」は重要なことなのである。

 さて、デュナミス社の問題はここからだ。
 前出のAさんの場合は、ローンを組んだわけではなく、現金で一括購入している。その場合、所有者はAさんになるのが普通だ。ところが、Aさんの車検証の所有者名義は、ディーラーになっている…。しかもAさんがO社長に対して、「本来の名義に戻したい」と相談すると「手数料3万円」を要求してきた。

 別の購入者であるBさんはこう明かす。
 「私もまたAさんと同じような被害に遭いましたが、車検証の名義が私ではなくディーラーになっていたことがわかった後、O社長に説明を求めると『ディーラー名義にしておいた方が、将来的に車を売却する時など、印鑑証明書の発行や委任状が必要なく、手続きがラクだから』と言われました」

 たしかに、手続きにおける手数料はディーラーに代行してもらえば無料だが、車を購入した人が自分でやったとしても証紙代の支払いなど数百円で済むのだが…。
ソース元URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/eb6e2f3078e453dca54c2dd59f01d15159723847

#長野市・不審自動車販売店「デュナミスレーシング」


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