私の思いと技術的覚え書き

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宝永噴火の惨劇と浜岡原発の予想される惨劇

2019-01-18 | 沼津そして伊豆周辺
 宝噴火は今から400年前の宝永4年に富士山腹の宝永山が噴火し、大量の火山灰を噴出し、直下の須走地区ではその積み重なった厚みは数mに達し、ほぼ壊滅状態に至ったそうです。小田原辺りで30cmほどで、酒匂川の河川工事などに、当時の幕府と地元民は立ち向かったそうです。しかし、須走地区の火山灰の除去は明治維新以後まで続いたとは書籍の説明です。

 写真は須走から五合目に登る「あざみライン」の途中をちょっと入り込んだところにある、日本のミニグランドキャニオンだみたいに云われている地です。なお、ここは自衛隊演習場内地域となりますのでご注意下さい。ここの地層状に積み重なった状態が、宝永山噴火による噴出物(スコリアと呼ばれ建材としても利用される)の堆積なのでしょう。この高さを目測すれば10m程にもなるでしょうか・・・。

 この宝永噴火は風向きもあるのでしょう、沼津辺りはほとんど噴火堆積物の被害はなかったのですが、当時の江戸では数日間昼なお暗い状態が続き、降雪物の堆積も1、2cm生じたと云うことです。もし現在起きたら、鉄道、道路、航空など麻痺状態となるでしょうし、物流も大混乱を生じて、とんでもない混乱状態が生じることでしょう。

 ところで、現在の浜岡原発は「冷温停止状態で止まってる」という表現ですが、核連鎖反応は止まっているが核燃料の自己崩壊熱は発止し続けています。そこで、冷却水は循環され続けて安定を保っているのですが、福島と同じで大津波を受け全電源喪失となると、福島と同様の大崩壊が起こるのでしょう。火山の噴火と違い核の噴出物は非常に微細で見た目の堆積は判りませんが、それだけに風の流れで広範囲に流れますし、降り注いで路面に付着してからは放射能を長期間発し続ける訳です。浜岡と沼津の直線距離は80km、中間に山などなくほぼ海上ですから大きな汚染に晒されることになるのでしょう。

追記(もう一つの危機)
 近年、世界の覇権者たる一部の勢力が、自己の利益を欲して謀略の隙を狙っているという話しがあります。これは、偽旗作戦を生起させ、これによる各国の恐怖心だとか被害感情を誘発させることで、世の動きをコントロールせんとする謀略ですが、俄には信じがたいですが今の時代に行われつつあるというのです。その端的な例が、911米国多発テロです。あんなビル解体様にビルが崩落するのは異常ですし、ペンタゴンに突っ込んだ旅客機は破片も見られません、あまりにも不自然です。しかし、当時のブッシュ大統領は「テロとの戦い」を宣言し、大規模なアルカイダ掃討作戦に突き進んでいくのです。それ以前から、後にガセネタと判明するイラクに大量破壊兵器(核)があるという情報だけで、湾岸戦争を起こしています。間違いなく、戦争を起こしたい勢力が存在するとしか思えません。

 日本の311についても、もしかすると謀略があったのでないかとの疑念を近年強めています。どちらもまったく責任もない多数の人命が失われてるのですが、911と311では数々の不自然さだとか共通項があるのだろうと思っています。私は311でライブでの気象庁職員の震源地などの発表を見ていたのですが、非常に口ごもった話しかたで、3回を超える同時多発的に震源地が存在することを言い難そうに説明していました。それに、この際に説明はありませんが、振動波形を見れば、これが自然のものか、核を使用した人工のものかは即断でき、彼はそのことを知っており、恐れおののき発表していたのだろうとも思えるのです。

 謀略者側としては、福島原発1は1~6までありますから、その総てや、福島2の原発も同時にメルトダウンさせれば、関東以北の本州は、ほぼ人の住めない地にすることで、圧倒的に日本の国力を抑えることを第1の目的としたのだろうと思えてきます。第2の目的としては、日本人を茫然自失にして気力を削ぐことであったでしょう。3は大幅な復旧支援が行われる訳ですが、ここで多国籍企業を投入し利をむさぼることなのではないでしょうか。なお、911と共通項ですが、およそまっとうな学者や研究機関であれば、自然災害においても、その原因地たる日本海溝周辺の海域において海底調査を行おうと云うのが、普通の学者の思考だと思います。海洋国家日本は、深海6500だとか深海掘削船ちきゅうなどの最先端の調査機器を持っているのです。何故調査しないのでしょうか。(したのかもしれないが、あえて発表しないのか。)

 さらに想像を発展させれば、米国にはバンカーバスターとう超深度を攻撃できる爆弾があります。これと核を組み合わせ、夜間において精密誘導により宝永火口に爆撃したとすれば、300年ぶりの第2宝永噴火を作りあげることもできるのかもしれまえん。恐ろしい想像です・・・。






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