私の思いと技術的覚え書き

歴史小説、映画、乗り物系全般、事故の分析好きのエンジニアの放言ブログです。

キセノンバラストの故障

2017-07-02 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
 キセノンランプが点灯しない。適当なバーナーに付け代え、同じく不点灯だと、バラスト内部の昇圧回路が不良なんだろう。内部電子基板を観察したところ、専用LSIのIC表面が溶損し、そこからの煤で接続ICの足数本が汚損している。汎用的な実損部品や基板のハンダクラックの問題なら、修理の可能性gあるかもと思ったが、処置なしである。メーカー低下は8万もする社外同等品が4万円で出ているらしいがmそれでも高額過ぎる部品だ。

 だいたい、今回溶損の専用LSIだが、過電流が流れたのだろうが、デバイスメーカー(素子メーカー)の品質不足を感じる。また、3層程度の基板に各実装部品がハンダで固定されているが、どうもハンダの流れ状態などから、日本で云えば3流メーカーの製品の感だ。Automotive Lighting社がドイツ系のヘッドランプでよくお目に掛かるが、この信頼度では日本車の後塵を配すばかりだろう。それと、懇意みたいな不良バラストのリビルト再生(できれば2万くらいで)をぜひ取り組んでもらいたいものだ。


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