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 私の思いと技術的覚え書き

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米テスラが自動運転車バージョンアップを行ったが即座に削除

2021-10-25 | 事故と事件
米テスラが自動運転車バージョンアップを行ったが即座に削除
 米テスラは、現状ではレベル2相当の自動運転車なのだろうと思うが、今次レベル3相当のシステムソフトウェアのバージョンアップを行ったとろこ、不具合(バグ)多発で、即座にロールバック(旧バーションに戻す)したという。

 しかし、米法だとこの様な新たな機能を追加しても直ちに違法ではなく、その後の事態の結果を持って監査処分を受けるという方式だが、日本はこの様な新たな機能の追加は型式指定との兼ね合いもあるので、かってに自動運転機能の追加は許されないはずだ。

 それでなくとも、米テスラは近日のHHTSAから、リコール公示せず内緒で勝手にソフトの修正を行っている疑惑があることを問題視されており11/1までに報告を求められているというのに、こういうことをやっているとというのは、さらに不信感を招く

【過去記事】
米テスラの不透明ソフトウェアアップデートに米当局は不信感を高めている
2021-10-19 | コラム
https://blog.goo.ne.jp/wiseman410/e/06fae05ff66d886a3d3ca2a0fea5c522


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テスラが完全自動運転用のFSD最新版をリリースするもバグ多発で即削除
2021年10月25日 11時00分 Gigazien
記事元URL https://gigazine.net/news/20211025-tesla-full-self-driving-beta-rollback/

 テスラが2021年10月24日に、同社の電気自動車で高度な運転支援が可能になるサブスクリプションサービスであるFSD(Full Self-Driving:完全自動運転)の「FSD Beta 10.3」をリリースしました。しかし、テスタ

 テスラは10月24日に、同社の電気自動車向け高度運転支援ソフトウェア「FSD」のBeta 10.3を、安全審査に合格したドライバー向けにリリースしました。

テスラが完全自動運転のベータ版をリリース - GIGAZINE
 「FSD Beta 10.3」には、運転の特性を切り替えられるドライバープロファイル機能や、他の車のブレーキランプやハザードランプ検出精度の改善による誤認頻度の減少といったアップデートが盛り込まれていました。

 しかし、テスラのイーロン・マスクCEOはリリース直後に「10.3で問題が発生したため、一時的に10.2に戻しました」と発表しました。

 IT系ニュースサイトのThe Vergeによると、「FSD Beta 10.3」にはテスターから「前方衝突予測警報(FCW)」という機能に問題が発生しているという声が複数寄せられているとのこと。また、オンライン掲示板のRedditでは、「交通量検知クルーズコントロール(TACC)」や「オートパイロット」などの機能にも不具合があると報告されています。また、ワシントン・ポストは「アップデートによる修正を受けた結果、10.2にロールバックするのではなくFSDが完全に機能停止してしまったとの声が相次いでいます」と報じました。

 FCWやTACCの問題がロールバックの原因なのかは不明ですが、マスク氏はこの不具合を訴えるツイートに対して「ただいまこの問題に取り組んでいるところです」と述べました。

 かねてから、テスラのFSDには「完全自動運転とは名ばかり」との批判が寄せられており、7月にリリースされた前バージョンの「FSD Beta 9」でも「駐車車両がある車線に突っ込む」などの不具合があることが報告されていました。

 テスラがフルセルフドライビング機能の最新版「FSDベータ9」を配布するも「駐車車両がある車線に突っ込む」などの挙動不具合が報告される - GIGAZINE

by Chris Yarzab
 こうした点から、テスラ関連のソフトウェアについて調査しているTwitterユーザーのgreen(@greentheonly)氏は「FSDを待っている安全運転スコアが低い方は、FSDを使うのをやめてください」と呼びかけています。


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