私の思いと技術的覚え書き

歴史小説、映画、乗り物系全般、事故の分析好きのエンジニアの放言ブログです。

実走評価しているのか?(再録)

2017-12-03 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
 この問題は2年前(2015年12月3日)に記した、最近の小型車での現象だが、実際のシチエーションとしては、見通しの余り良くない左右のタイトコーナーが連続する山岳ワインディング路を走行中のこと、カーブ手前で6、70km/hから2、30km/hまで減速し、全開再加速しようとしてもスロットルがまったく反応しないのです。時間としては数秒間におよびタイムラグでしょうか。
 これら小型車はヴィッツ、パッソ、シエンタ、フィットなどの多くに乗って、同様に感じ取れる現象ですが、何れもCVTですが、果たしてCVTのプーリー比を変えるラグなのか、はたまた電子制御スロットルを恣意的に排ガスおよび燃費(CO2)の問題から遅延させているのか判りませんが、非常に違和感というか不快感を持つ現象です。乗って感じたクルマは、何れも登録後2年程度、走行も2万キロ程度と比較的新しいものです。同一車種でも複数台乗り比べて同一現象ですから、いわゆる故障ではありませんから、ディーラーに持ち込んでも直らない現象でしょう。もし自分が、こんな状態のクルマを購入したら、とことんメーカーを追及してしまうだろうと思いますが、余り問題視もされず販売され続けています。当然、試乗した素人モータージャナリストだって気づいてしまう問題でしょうが、そんな指摘は当然の如くありません。
 アイドルストップもそうですが、僅かのタイムラグが気になる運転者は多くいるはずです。シャシダイナモ上での評価だけが先走りし過ぎ、実走評価が足りんのじゃないかとも思えて来ます。それともメーカーのテストドライバーが余程にボンクラか、意見を表明しても上から相手にされない環境があるのかとも想像してしまいます。幾ら数値上の燃費が良くなるからとか、排ガス基準に合格させたいからといって、こういう不快なプロダクツを市場に出してはアカンぜよと思うところです。

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