ディーゼルエンジンは軽油で動くのだが、軽油には種別があり低温で氷結(ゲル化)し、流動性の悪化からエンジン始動不能などに陥ることがある。
JIS規格で特1号から特3号までの5種に区分されており(下記写真参照)、低温流動性に差異があるのだ。一般のガソリンスタンドでは、季節や地域によりこれら種別を入れ替え、ドラブルを生じない様にしている訳なのだ。しかし、時前で夏期に充填したドラム缶の軽油を充填した . . . 本文を読む
旧車をレストアする場合、一番問題になってくるのが車体の腐食程度だろう。メカニカル部品や内装などは、機械加工や俗に云う「内張り屋」さんでシート表皮などの張り替えは費用は別として容易だが、車体(主に鋼板)は、薄板(外板は0.85程度、内板の厚板部でも1.6(各mm)程度と、比較的薄板鋼板で形作られる車体は、一体錆の進行が始まると容易に孔食しボロボロとなる。
私が初めてクルマに接し出したころ、野外保 . . . 本文を読む