急用ができて水道橋まで行ってきました。風邪気味なのに。
たまたま特急に乗れたので,余った時間を俺の街御茶ノ水で過ごしました。
1980年12月末の夕刻,当時大学4年だった俺。
自分の進みたい道に進むためには,卒業後あと2年別の学校に通わなくてはならないという状況だったので,卒業は決まっても進路は五里霧中。
仲間はみんな就職先が決まって年末の里帰り中で,予想通り部室には人影がありませんでした。
2浪+この時点で更に2年遅れることがわかってたから,3つ年下の弟にも抜かれちゃうなあ。部室には誰もいないし。楽器屋にでも寄ってくかなあ。それともこのまま上野から信越線に乗って望月まで行こうかなあ。
そんな危機的状況下,ぼんやりこのゆるい坂道を歩いていたら,向こうから女の子が歩いて来るではありませんか。
この街の▽△歯科病院で受付をやってる〇〇さんでした。
古来からこのような場面で数えきれない男たちが術中にはまり,気が付いた時にはすでに蜘蛛の糸でがんじがらめにされていったのですが,自分もやはり例外ではありませんでした。
〇〇さんがその後どうしたかというと,実は今,隣の部屋にいるのです。(Take)
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