これまで,その時はそれと気づかない分岐点であまり意識をせずに選んだ道が,後になって大きな結果の違いを生むきっかけになる,そんなことを何回か経験しました。
今回は自分自身で選んだ道だから,その意味では意識的・意図的に進路を選択したわけです。でも,改めて「ほんとにやっていけるんだろうか?」と自問する自分もまた確かにいるわけですね。
体調が思わしくない,だからやめておく。そういう選択肢もあります。体調がいいけどやめておく。そういうのもありますね。体調がいいからやる。うん,これは自然です。
今回は,「体調が良くないから,やる。」これまでとは違う世界を体験することで成長する,治る,自分を肯定する。
祖父母の墓所を探して横浜市内のお寺を30ヵ寺以上訪ねましたが,そういうことと今回の選択は,根っこの部分でつながっているのかもしれません。(お墓はまだみつからない。)
ともかく前方に障害物はなし。視界も良好。離陸の準備は整った。
明日,入学式に行ってきます。(Take)
現在我が家は女性軍団→MilmとCocoaともう一人,男→Takeのみ。
圧倒的絶対的にTake不利です。
こうやって3人(?)が並んで歩いてるのを見ると,最も小柄なCocoaの横幅が際立つ。
実際の「中身」はCocoaの方が小さくて細いのだけれど,短毛種と長毛種の差ってこういうところに出るんですね。
すっきりMilkとモコモコCocoa。
「もう一人」については,具体的に記述すると「女房の車,洗車ワックスがけで500円」が300円またはそれ以下に減額される恐れがあるので,やめておきます。
そういえば今思い出しましたが,「もう一人」の現役バンド時代のユニット名は「Hi○○&Milk」。
Milkは数学科の希少女子「熊ちゃん」でした。(Take)
実家から江戸川を渡ってちょっと行くと,国府台の里見公園。
この辺りは往古の下総国府があった場所で,国分寺や国分尼寺の遺構も見つかっているようです。
明治期,国衙の跡に軍隊施設ができ,更にその跡地に大学や公共機関,大きな病院等が建設されたので,旧国府跡や国分寺跡を厳密に特定するのは難しいようですが,いずれにせよ遺跡密集地帯であることに変わりありません。小学生時代,徒歩遠足の定番コース。
で,自分が今住んでいる場所,ここ周辺も古代の遺構がたくさんあります。
地名でも「土師」「木部」「土師部」などなど。この地名はかなり古いんじゃないかなあ。
写真は公園となっている前方後円墳。ここにはこういう遺構がたくさん残っています。
さりげなく公園になってる。余計な装飾なしに旧態を保全してる。こういう状態は個人的に好きなんです。(Take)
この時は新小岩・亀戸・両国集合,普通列車で上野から小諸まで行って,望月までバス。そこから山荘までの上り坂徒歩約1時間30分。これが1日目。
2日目は中山道笠取峠まで徒歩往復6時間。
んで3日目。「どうせバスの時刻はわかんないし,バス代もったいないから小諸まで歩いちゃおう。」というTakeの提案に,最初はみんな賛成してくれました。
しかし1日目,2日目と山道を歩いた疲労の蓄積は思ったより深刻で,しかも写真のように素掘りのトンネルに通行止めの標識。
27キロ歩けば小諸駅に到着するものと思っていたのに,ここを迂回するとなると千曲川を渡る橋がない。気力が続かない。
さすがにサッカー部サル爺,器械体操部Takeも疲労困憊状態で,「もう歩きたくねぇ」と顔に書いてあります。
そんな中,山岳部アッキーだけは違ってたな。この状況下で笑ってられるってのは凄い。
結局このトンネルは通ることができましたが,懐古園下の千曲川から急坂を経て小諸駅に着いた時には,みんなヘロヘロでした。
でも,上り普通列車高崎行に乗車し,横川駅で天ぷらそば3杯をみんなで分けて食べた時にはもうすっかり元気になっていたから,やっぱり高校生の回復力はすごいんだな。
撮影者BUNさんを含め6人で3杯。全員の持ち金を合わせても,3杯頼むのが限界だったわけです。
天ぷらを入れなければ5杯頼めたのに。(Take)