ミャンマー・日本語学校ブログ

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ヤンゴン在住12年の作者がお届けします。

中国のお正月

2009年01月27日 | イベント・行事






昨日は中国のお正月(春節)だった。

といっても祭日ではなく、政府機関も小中高校も通常通りやっていて普段の日と変わらなかった。

カレン族の正月は祭日として扱われているが、中国正月は正式なものとして見られていない。

ミャンマーには135の民族がいると公式に言われているが、その中に「中国人」「中国民族」というのは含まれていない。

歴史的にミャンマー固有の民族ではなく、かなり後から入ってきた外国人という意識が強いためであろう。

ところが、ミャンマー身分証明カード(NRCカード)などの民族を書く欄には、ちゃんと「中国民族」という表記がなされている。

中国の正月ということで、チャイナタウンはものすごい賑わいになっているだろうと、ちょっと出かけてみたが、これが拍子抜け。

商店街のほとんどはシャッターが閉じられ、出店もほとんどなく、中国寺に参拝する人もちらほら見られる程度だった。
街はいつもの賑わいとは考えられないほどひっそりしていた。
 
先日見られなかったドラゴン踊りが見られるかと期待していたが、これも当てが外れてしまった。

というわけで、日中の強い陽射しの中、20分間ほどチャイナタウンを散策しバスで職場に戻った。

午後4時半、この日は日食が見られるというので、遮光ガラス+サングラスで太陽を観察してみた。

確かに太陽の左側の3分の1が黒くなって欠けているのがしっかりと見えた。

自分以外に太陽を観察している人はいなかったのでちょっと虚しくなった。

次の日食は7月22日で、皆既日食なのでこちらに期待しよう。



↑巨大ドリアン発見。これはタイからの輸入品であると思われる。