ミャンマー・日本語学校ブログ

ミャンマーでの生活、教育、ビジネスなど
ヤンゴン在住12年の作者がお届けします。

生で食べるイモ

2008年01月18日 | レストラン・食べ物情報
写真はミャンマー語でセインザーウーと言い、イモの仲間であるが、これは生で食べられるイモなのだ。
辞書を調べると「クズイモ」となっている。
今、このクズイモが旬になっていてヤンゴンの街に出回っている。
食べてみるとサクサクした歯ごたえで、水分もあって少し甘い。
なんとなく梨を食べているかのようだ。
初めは抵抗があったが、今は平気で食べられるようになった。
野菜というより果物みたいで、千切りにして大根サラダのようにして食べてもおいしそうだ。

満員御礼

2008年01月17日 | 日本語学校
きのうから始まった初級クラスはおかげさまで満員札止めとなった。
この不況の中、こんなに生徒が集まってくれて本当に有難いと思う。

最近、同じような日本語学校が次々と開校している。
数えてみると半径2km圏内に10校もあるのだ。
日本人の先生も教えている。
まるで日本語学校激戦地になっている。

といっても、日本語学習者が劇的に増えているというわけではない。
最近はむしろ減る傾向にある。
限られた数の生徒をたくさんの学校が取り合っているので、共倒れになる可能性もある。

「なんとかこの生存競争に勝って生き残るぞ!」と決意を新たにしたのであった。

厄日

2008年01月16日 | ミャンマーでの生活
今朝5時の気温は20.9度、湿度37%だった。

きのうは本当に厄日だった。
授業中、クーラーが大音響とともに「ゴー」と唸りだしたので、慌てて椅子を踏み台にしてスィッチを切りジャンプ一番飛び降りたとき、足の裏ではなく足の甲から思いっきり足をひねって着地してしまった。その瞬間「ポキッ」と大きな音がした。左足のくるぶしが激しく床にぶつかった。
しまった!また松葉杖生活が始まるかも....
それでも、昨日は何とか歩いて帰ることができたが、今朝起きてみるとぶつけた部分が大きく腫れあがっている。
今はびっこを引いて歩いている状態だ。
なんでこんなことになってしまったのだろう。やっぱり歳のせいか....orz

2つ目の失敗。
午後6時に日本からのお客様とホテルで会う約束をした。
ホテルのパンフをもらったとき、「ああ、ここなら有名だからよく知っていますよ。では6時に伺いますので...」とよくパンフに書いてある文字を確認しないまま生返事してしまった。
6時にダウンタウンに近いGRAND PLAZAホテルに着いてカウンターでお客さんを呼び出してもらおうとした。
しかし、その人の名前は見つからない。「おかしいなあ」とパンフを見せて、「このホテルですよね。」と聞くと「パンフのホテルはここではありません。」
よくパンフを見るとGRAND PLAZAではなくGRAND PALACEだった。
慌ててタクシーを拾って、そのホテルまで駆けつけたが、場所はダウンタウンから遠く離れたほとんど空港に近い場所にあり、約束の時間を40分遅刻してしまった。
ああ、大失敗!
今度からはGRAND PLAZAとGRAND PALACEを間違えないように気をつけよう。

他にもYUZANA HOTELとYUZANA GARDEN HOTELは違うので注意してください。
(写真はGRAND PALACE HOTELのフロントです。)

停電の季節始まる?

2008年01月15日 | ミャンマーでの生活
今朝5時の気温は20.8度、湿度34%だった。
結局、最低気温が10度以下になることはなさそうだ。
今年も一度もセーターを着ることなく過ごせた。

ところで、この3日間毎日停電がある。
昨日は特にひどくて午前11時から午後5時半までの6時間半が停電だった。
12月初旬から全く停電がなかった生活(24時間電気供給)にすっかり慣れてしまっていたから、今日からまた停電我慢モードに戻さないといけない。

私が住んでいるのはダウンタウンの商業地域なのでヤンゴン市内では電気事情が一番良い地域の一つなのである。
ダウンタウンから少し離れた住宅密集地域では6時間のみ電気供給という所が多い。
(つまり一日に18時間が停電している)
それに比べれば私が住んでいる所はとても恵まれている。
電気の有難さを感じる日々が始まる。

もう一つ有難いことには、停電中にもかかわらずエレベーターだけは動いていること。
(発電機で動かしているのではない。)
地区の電力供給局からエレベーターだけに電気を送ってもらっているからだ。

それにしても、涼しくてクーラーなど電気需要が少ないこの時期にこんなに停電していたら、3月、4月の猛暑期は一体どうなるのだろう。今から不安になってきた。

昨年の家計簿から

2008年01月14日 | ミャンマーでの生活
今朝5時の気温は21.2度、湿度34%でした。

昨年(2007年1月1日~12月31日)怠けることなく家計簿をつけた。
その結果、私の家族4人(子ども含まず)が1年間に消費した量は
1.米 385kg 305,350チャット
2.食用油 71kg    175,000チャット
だった。
日本の一人当たりの消費量より多いと思う。
ただし食用油はミャンマーでは使用済みの油を廃油として捨てることはない。
全部、使ってしまう。

外食費を調べてショックを受けた。昨年の1万チャット以上の外食費は
全部で1,889,540チャット(77回)だった。
1回の外食で実に平均24,500チャットもお金を浪費している!
お客さんの接待や交際費が含まれているとはいえ、いくらなんでも多すぎる。
(大反省orz...)

次にタクシー代、これも1年で1,077,800チャット(520回)だった。
自分一人で外出するときはバス利用なのだが、小さい子どもがいるとどうしてもタクシーを使わざるを得ない。
ほとんどが外食に伴うタクシー利用なのだ。(これも大反省orz...)

今年は学生数が減って(教師も減って)売上減→収入減の厳しい年になりそうなので、
今年の目標は
1.外食は月に1回。
2.タクシーは利用しない。(緊急の場合を除く)
を貫く覚悟である。

人力観覧車

2008年01月13日 | ミャンマーでの生活
今朝5時の気温は22.5度、湿度36%でした。

きのうの晩、マンションの近くでインド人(ヒンズー教)の祭りをやっていた。
その中で写真の人力観覧車(ヤハッイン)があった。

学校の近くにイェージョーという地区があり、以前ダディンジュ祭り(雨安居明けの祭り)がヤンゴンで一番賑やかに行なわれていたが、8年くらい前から中止になっていた。
その祭りの中心になるのがこの人力観覧車だった。
妻と初めてデートしたのが、8年前のイェージョーの祭りだった。
(といっても3人でのデートだったけど)

今はもう見られないと諦めていたが、思いがけなく見かけたので懐かしくなった。
観覧車を動かすのは5,6人の若い男たちで、まるで猿のように上手に登って行って、彼らが移動することによって観覧車が回るようになっている。
観覧車が勢いよく回りはじめると乗っている子どもたちから「わー、キャー」と喚声が上がる。それを見ているだけでも楽しいが、動かしている男たちの曲芸のような動きも面白い。
日本の機械で動く観覧車よりずっとスリルとスピードがある。
日本で何かのイベントで紹介したら、きっと受けるだろう。

ココナツとヤシは同じ?(3)

2008年01月12日 | ミャンマーでの生活
タンディーの実をそのまま土の中に埋めておくと、根が生えてくる。
この部分を火に焙って食べることができる。(写真)
ミャンマー語でタンミィッと呼ばれ、これもミャンマー女性たちの大好物なのである。
ちょうど日本の女性が焼き芋が好きなのとよく似ている。
味も芋のような、ピーナッツのような、何か不思議な味がするのである。

ココナツとヤシは同じ?(2)

2008年01月12日 | ミャンマーでの生活
写真はミャンマー語ではタンディーと呼ばれている。
緬日辞典で調べるとウチワヤシ、オオギヤシ、パルミラヤシなどと書いてある。
実を割ると、中にはゼリー状の果肉がある。
ミャンマーの女性たちはこの果肉が大好きなのだ。
私も食べてみたことがあるが、おいしいとは感じなかった。
このタンディーからお酒を造ることができる。

ココナツとヤシは同じ?(1)

2008年01月12日 | ミャンマーでの生活
以前からココナツとヤシは同じものだと思っていたが、そうではないことがわかった。
まず「ヤシ」という言葉は全世界に3,333種類もあるというヤシ種の総称であり、その中にココヤシという種類があって、その木の実が「ココナツ」ということだそうだ。

写真はココヤシの木の実で「ココナツ」なのである。(ミャンマー語ではオゥンディー)
実の中には水がたっぷり入っていてココナツジュースとして飲むことができる。
(かすかに甘くて酸っぱい)
私もこのココナツジュースが好きだが、飲むといつもお腹を壊す。
1個500チャットだった。

中味の外皮には薄い白い果肉があって、それを削り取って食べることができる。
また、それを粉砕してココナツミルクにすることができる。

工場見学(4)

2008年01月11日 | 見学・視察
軽トラックの頭の部分。
日本でこのような物が置いてあると、どう考えても鉄くずまたは粗大ゴミなのだが、ミャンマーではものすごい貴重品なのである。
こんなボロボロの状態から丁寧に板金塗装をすると、ピカピカの新車が出来上がるのである。
今回の見学は事前にアポなしで行ったのだが、工場の人たちは大歓迎してくれた。
日本だったら、門前払いになっていただろう。

工場見学(1)

2008年01月11日 | 見学・視察
日本からのお客さんを案内するために南ダゴン工業団地のある工場を訪問した。
写真がその工場の様子であるが、何の工場でしょうか?

実はこれが自動車の製造、組立工場なのだ。
どう見ても廃車の解体工場か、鉄くず処理工場なのだが、ここで新車を組み立てている。
ミャンマーでは自動車の製造、組立は全て手作業なのである。
工場の中で聞こえる音は「トントン、カンカン」というハンマーで鉄板をたたいている音だけなのだ。
工場にある機械類はガスバーナーと電動カッターだけだった。
これなら、停電してもほとんどの作業は継続できる。

一般的にミャンマーの板金技術は日本よりレベルが上だという評価である。
今回のお客さんも「これは素晴らしい!」と感動されていた。
ミャンマー人の手作業の器用さが改めて認識される。

カレン族の正月(9)

2008年01月10日 | イベント・行事
年次総会の後、祭りの実行委員会から朝食のおもてなしを受けた。
カウニンバウン(もち米のおこわ)、ガヤンガチャウ(干し魚)、ラペットゥ(食べるお茶)、サヌエマキン(ミャンマーのお菓子)、チャウチョー(ゼリー)などでお腹が一杯になった。
とてもおいしかった。