ミャンマー・日本語学校ブログ

ミャンマーでの生活、教育、ビジネスなど
ヤンゴン在住12年の作者がお届けします。

カレン族の正月(6)

2008年01月10日 | イベント・行事
昨年度の大学入学資格試験(日本ではセンター試験のようなもの)で優秀な成績を収めたカレン族の若者たちの表彰式も行なわれた。
写真は6科目全てにD(優等成績、だいたい80%以上の得点)がついた生徒なのだ。

ミャンマーではこの試験の成績が人生を決めてしまうと言ってもよい。
最優秀の生徒はほとんど医科大学に進学する。

将来、この女の子に病気を診てもらうかもしれない。

カレン族の正月(3)

2008年01月09日 | イベント・行事
踊りの後はカレン民族の年次大会が行なわれた。
スピーチしているのは、この祭りの実行委員長。
カレン族としてのアイデンティティと誇りをいつまでも忘れないこと、ミャンマー連邦を構成する一民族として国の発展のために努力すること、カレン族の文化・言語を保護すること、カレン民族同士協力団結すること、従順、忠実、誠実な性格を持ち続けることなどが話された。

ちなみにカレン語にはポーカレン語、ザゴーカレン語があり、全く異なる言語なのである。さらにポーカレン語は東部語と西部語があり、うちの妻は西部語なのである。

カレン族の正月(2)

2008年01月09日 | イベント・行事
ステージではカレン族の踊りが披露された。
踊っている女性もそうだが、カレン族は美人が多いことでも知られている。
祭りの会場では「これでもか」というほどたくさんの美人を見かけた。

カレン族はあごから頬骨のラインに特徴がある。
最近はこの特徴からカレン族の人がほとんど見分けられるようになった。

民族や文化の多様性、奥深さにやっぱりミャンマーはすごいと実感させられた。

カレン族の正月(1)

2008年01月09日 | イベント・行事
昨日(1月8日)はカレン族の正月(カレン暦2747年)で祭日だった。
というわけで、初めてカレン族の正月の祭りを体験して来た。
祭りはヤンゴンではインセイン地区やアローン地区で行なわれている。

朝3時半に早起きして、4時半にマンションを出て、バスとタクシーを乗り継いで会場のインセインに到着したのが6時になった。
祭りの会場であるアーレインガーシン寺院(仏教の寺院)の入口は正月を祝うカレン族の人たちであふれて、会場に入ることさえできなかった。
正月を祝う儀式は4時から始まっており、着いたときはもう儀式の閉会宣言が出されるときだった。
儀式が終わると人がどっと会場から出てきたので、押し合い圧し合いしながらやっとこさ、会場に入ることができた。

衛星放送の受信料が値上げ?

2008年01月08日 | ミャンマーでの生活
現在、巷で話題になっているのは何と言っても衛星放送受信料の値上げの話だろう。
なんでも、今年度の受信料が6000チャットから百万チャットに上がるのだそうだ。
実に167倍に値上げされるという話。

日本でNHKの受信料が年間100万円になるのと同じような話である。
(そうなればNHKは大喜びだろう。収入が40兆円になりそうだ。)

この話は誰に聞いても知ってるのだが、公式に発表されたわけではない。
今日発行のジャーナル誌全部をざっと読んでみてもこの件に関わる記事は全くなかった。
ということはまた噂に過ぎないのか......

でも、地方都市では既に衛星放送を受信するパラボラアンテナを撤去し始めている。
(妻の実家があるパテインでもアンテナを撤去してバラバラにしたそうだ。)

ミャンマーでは何でも法律や規則が知らないうちに急に決まって、即日実施というパターンが多いのだが、この件は偉い人が集まったある会議の中でそういう発言をした人がいたというだけなのではないだろうか。

もし実際にこんな値上げが実施されたら、誰も衛星放送を見なくなるだろう。
(見られなくするというのが目的だとは思うが....)

ミャンマー製ジープ(2)

2008年01月07日 | ミャンマーでの生活
写真はスワンジープというモデル。
なかなか格好いいと思うが、皆さんはいかが?

エンジンはマークIIの中古エンジンを使用していた。
ダッシュボードやシート(椅子)も日本車の中古のものだった。
タイヤはインドネシア製、その他の重要部品は中国製、ボディやシャシはミャンマー製だった。

ミャンマー製ジープ(1)

2008年01月07日 | ミャンマーでの生活
今朝5時の気温は22.0度、湿度は53%。

最近、ヤンゴンの街でミャンマー製のジープをよく見かけるようになった。
ミャンマーではヤンゴンの南ダゴン、マンダレー、タウンジー、メィッティラー、モーラミャインなどの都市の工業団地でジープが製造されている。
以前は政府の工業省だけだったが、民間も製造できるようになって現在は15社ほどが競合している。
民間会社のジープはだんだんスタイルもよくなってきて、中にはエアコンやDVD付きのものもある。
写真はトップジープというモデルで、価格は150万円ほど。
日本の中古車よりずっと安いので、とても人気があるとか。

中古車市場

2008年01月06日 | ミャンマーでの生活
今朝5時の気温は22.0度、湿度は57%。
やはり今年も10度を下回ることはなさそうだ。

先日、日本から来たお客さんにヤンゴン市内の中古車市場を案内した。
ここへ来るとミャンマーの自動車事情がよくわかる。
置かれている車の99%が日本車で、日本車の人気は圧倒的なものになっている。

軽自動車から大型ダンプまであらゆる車種が置かれており、売り手と買い手が交渉してまとまれば売買が成立する。

ミャンマーではほとんどの場合、中間にブローカーが仲介する。
車を売りたいという人(オーナー)から預かった車を1日中こうして展示しているのだ。
写真のいすに座って暇そうにしている人がブローカーの人で、1日中コーヒーを飲んだり、同業者とおしゃべりして過ごすのである。

1週間に1台売れれば十分で、あとの日は結局1日中何もしないでいるのだから楽な(というかヒマすぎる)職業なのだ。

生徒たちに「今、お父さんは何をしていますか。」と尋ねると「コーヒーを飲んでいます。」と答える生徒がいたのでびっくりしたが、このような事情だった。

急造カメラマン

2008年01月05日 | イベント・行事
今朝5時の気温は22.5度、湿度52%でした。

昨日はミャンマー独立記念日の祭日。
家でのんびりできると思いきや、妻から「親戚の結婚式があるから、ビデオ撮影と写真撮影をやってよ」と急遽頼まれた。

バスを乗り継いで1時間、やっと結婚式会場の教会に着くと、式はもう始まっており、慌ててビデオを回す始末。

ビデオ撮影といっても、照明機器もなくソニーハンディカムでの撮影なのだ。
でも、さすが日本製のビデオカメラだけあって、後で見るときれいに撮れていた。

ビデオ撮影と写真撮影の一人二役で大変だったが、新郎新婦のために奮闘した。

写真は披露宴でアイスクリームを「はい、アーンして」のシーン。
ミャンマーでは写真撮影のお決まりのパターンなのである。

チャウンダー海岸(6)

2008年01月04日 | 旅行・観光
ミャンマーの人たちは服を着たまま泳いだり、水遊びをします。

水着はデパートなどで売ってはいるものの、やはり恥ずかしいのか特に女性は水着を着て肌を露出している姿はほとんど見かけません。

ミャンマーの若い女性たちはあんなにプロポーションがいいのに、もったいないです。

チャウンダー海岸(4)

2008年01月04日 | 旅行・観光
今朝5時の気温は21.9度、湿度59%でした。

チャウンダー海岸の浜辺には地元の人たちがいろいろな物を売りにやって来ます。
貝で作ったアクセサリーや、海老・魚の焼き物などです。

食べ物はレストランよりずっと安いのでよく売れていました。

しかし、売り子から買って食べたクラゲサラダでお腹を壊したミャンマー人女性がいたそうです(帰りの道中、何度もバスを止めて用を足していたとか)。