ミャンマー・日本語学校ブログ

ミャンマーでの生活、教育、ビジネスなど
ヤンゴン在住12年の作者がお届けします。

謝恩会

2008年03月15日 | 日本人学校・日本人会
日本人学校PTA主催による謝恩会があった。

3年間の任期を終え、この3月で4人の先生が日本に帰国される。
先生方は、これから日本の各地方に戻って、また新たな教師生活が始まる。

ある先生がお別れの挨拶で「ミャンマーでは思い出がありすぎて、何を話して良いかわからない」という言葉が印象に残った。

日本とは全く違う異国での3年間の教師生活は、つらいことや不便なこともあったと思うが、きっと先生方にとっても成長するよい機会だったのではないかと思う。

ヤンゴン日本人学校は、生徒数が少ないだけに先生、生徒、保護者の距離が近く、とてもアットホームで一つの家族のような雰囲気がある学校だと思う。
日本の学校にあるイジメ、シカトなどはヤンゴンでは無縁である。
昨夜の謝恩会でも、先生方のパフォーマンスがあったりして和やかな雰囲気だった。

おとといの卒業式では、中学部から3人が卒業したそうだ。
この3人は、幼稚部の年少クラスから、ずっと12年間一緒に学んできたまさに「竹馬の友」で、このようなケースは日本でも大変珍しいそうだ。

ヤンゴンには高等部がないため、日本に帰国したり海外に留学したりしてバラバラになるが、この友情の絆は一生、続くことだろう。

日本に帰国した先生方は新任地の学校で、生徒たちにミャンマーについて、どんな話をされるのだろう。それを聞いた生徒たち、また保護者たちの反応は?

「よくあんな所で教えられましたね~」「危なくなかったですか?」
なんて何度も言われるんだろうな~。

本当は全然違うんだけど。

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