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ヤンゴン在住12年の作者がお届けします。

携帯電話市場が暴落

2009年04月04日 | ミャンマーでの生活

3月29日発行のVOICE誌より。

GSM携帯電話の使用権(SIMカード)の市場価格は長い間230万チャット(約23万円)だったが、現在は170万チャットに暴落している。

その理由は
1.政府から大量の携帯電話を販売していること。
2.使い捨てプリペイドSIMカードが普及していること。
があげられる。

携帯電話のレンタル市場も変化している。

以前は保証金20万チャット、毎月の使用料金が45000チャット、1年契約、6ヶ月契約が多かったが、今は3ヶ月契約が多くなった。
そしてレンタル市場も小さくなった。
それは使い捨てプリペイドのSIMカードが販売されるようになり、高いレンタル料を払うのを避けるようになったから。
1ヶ月有効のカードが20ドル(約20000チャット)であるから、レンタルより安い場合がある。

動画が送受信できるという新方式のWCDMAは人気がない。理由は携帯の機械によっては動作しないから。
市場価格は160万チャット。

政府から一般に売り出される価格が155万チャットだから、ほとんど市場価格との差はない。

<参考>
CDMA方式の携帯電話の販売数
1999/2000年度  2,867台
2000/2001年度 4,930台
2001/2002年度  111,183台
2002/2003年度  11,790台
2003/2004年度  11,964台
2004/2005年度  12,041台
2005/2006年度  12,083台
2006/2007年度  30,390台
2007/2008年度  223,771台

GSM方式の携帯電話の販売数
2001/2002年度  2,929台
2002/2003年度  27,107台
2003/2004年度  28,336台
2004/2005年度  58,442台
2005/2006年度  93,852台
2006/2007年度  211,812台
2007/2008年度  375,800台

近年、急激なペースで増えている。

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