ミャンマー・日本語学校ブログ

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ヤンゴン在住12年の作者がお届けします。

ヤンゴン市の人口

2009年04月03日 | ミャンマーでの生活
12年間、ヤンゴン市に住んでいるが、「ヤンゴン市」というのが本当にあるのかないのか、正直よくわからない。

というのは、正式な行政区分には「ヤンゴン市」というのがないからだ。

たとえば、今住んでいる場所は正式な行政区分から言えば「ヤンゴン管区○○県○○郡区○○地区○○通り○○番」であり、「ヤンゴン市」というのは存在しない。

しかし、スーレーパゴダ前にある市庁舎は「ヤンゴン市開発委員会」となっているので、「ヤンゴン市」というのがあるようにも考えられる。

では「ヤンゴン市」があるとして、「ヤンゴン市」は一体、どこからどこまでを言うのか、その定義もよくわからない。

工業団地があるラインターヤーやシュエピーターはヤンゴン市に含まれるのか、南部のタンリン、チャウタン(水中パゴダがある所)はヤンゴン市の一部なのかそうではないのか、よくわからないのである。

ところで、WEEKLY ELEVEN NEWSに注目すべきデータがあった。

それは「ヤンゴン市」の人口の推移で、2008年には何と660万人になっているそうだ。

2003年は520万人だったそうだから、5年間で140万人も人口増加になっている。

これは地方から人が流入しているのが主な原因であるとのこと。

<参考:ヤンゴン市の人口推移>
1940年  45万人
1980年  230万人 
2003年  520万人
2008年  660万人

かなりのペースで人口が増えているので、10年後には1千万人を超えるかもしれない。


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