ミャンマー・日本語学校ブログ

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ヤンゴン在住12年の作者がお届けします。

韓国語能力試験が行なわれた

2008年10月30日 | イベント・行事

ちょっと古い記事になってしまったが、10月19日(日曜日)にミャンマーで初めての韓国語能力試験(EPS-KLT)が行なわれた。

この試験はただの能力試験ではなく、この試験に合格すれば韓国で正規の労働者として働くことができる資格を得ることができる。

試験時間は午前10時30分から11時40分だったのだが、7時頃から受験生がたくさん集まってきたそうだ。
(「普段はよく遅刻するくせに、こういうときはちゃんと早く来るんだね」と皮肉を言いたい。)

受験生は全部で4737人だったそうだ。

この数字は日本語能力試験(1級~4級)の受験者数より上回っている。
受験者は全員男性だったようだが、女性には受験資格がないのだろうか...と気になった。

ミャンマー政府は原則的にミャンマー女性が海外で働くことを認めていないから、仕方がないとは思うが.....ちょっと女性がかわいそう。

もし、女子にも受験資格を与えたら、試験成績の上位を全部女性たちに占められるだろう。

試験問題は「標準問題集2000」という本から出題された(この点は日本語能力試験とはかなり違っている。)ようで、試験が終わった後、受験者からは
「本の問題の通りだったので、簡単だった。140点は取れるでしょう。」
という声があった。

問題は聴解が100点、筆記が100点、合計200点で80点以上を合格とし、成績の上位から3500人に対して労働資格を与えるとのこと。

受験者の中には韓国語の先生(ミャンマー人)もたくさん含まれていて、先生たちも韓国に働きに行きたいらしい。(ということは、韓国語の先生がいなくなる?)

合格者は11月3日にインターネットで発表する。

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