ミャンマー・日本語学校ブログ

ミャンマーでの生活、教育、ビジネスなど
ヤンゴン在住12年の作者がお届けします。

井戸水に砒素が含まれている?

2008年10月30日 | ミャンマーでの生活
昨日のNHK「クロースアップ現代」という番組を見ていてびっくりした。

番組の内容は以下の通り。

カンボジアに日本から多数のNGOが訪れて水が不足し困っている村に井戸を掘って寄贈している。
その井戸から有害物質の砒素(ひそ)が出て、それを飲用した住民たちが病気になったり、皮膚ガンになって死者も出ている。今も大勢の住民が苦しんでいる。
善意で行なったことが裏目に出て、住民たちを幸せにするどころか、地獄の苦しみを与えている。

このような内容だった。
皮膚ガンに罹り、ガンが広がるのを防ぐため足の一部を切り落とした人の映像は本当に痛々しかった。

カンボジアでたくさんの日本NGOが活躍して、井戸掘りツアーとかボランティアツアーとして大勢の日本人の若者たちが押し寄せていることにも驚いたが、清潔であるはずの井戸水に砒素が含まれているとはショックだった。

この砒素は工場から排出されたものではなく、自然界の地下に存在するものなのだそうだ。

世界には砒素に汚染された地域があり、それを地図で紹介していたが、私たちが住んでいるヤンゴン市や妻の田舎、パテイン市やイラワジデルタ地域も含まれているような地図だったので、さらにショックだった。

ちょうど1ヶ月前に今住んでいるマンションも水道と井戸水を併用するようになった。
井戸水を使うようになってから、水がものすごく臭くなった。
初めは井戸水の特徴だと思って我慢していたが、今日の番組を見ていて怖くなった。

砒素が含まれているのかどうかはわからないが、今度日本へ帰ったときに砒素の含有をチェックできるキットを買って来ようと思った。

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