今日は朝から天気が良く暖かかったので、久々に地元旭川のフィールドに出かけてきました。北海道はすっかり秋、晩秋ですね。 初雪も間近ということで、トンボ達も辛い日々を過ごしているにちがいありません・・・・・・・・・先日はマイナスの気温にもなりましたしね~。
青空が入るように下の角度からも撮影してみました。ストロボを使用するか迷ったのですが、結局そのままの状態で撮影。影が強く出ていますが、まぁこれも演出の内?ということで(笑)・・・・・・ホソミモリは結構な数が見れたので、ここではへたをすれば10月下旬まで生き残っている個体がいるかもしれません。意外と寒さには強いんですね。
午後2時になり「そろそろ帰ろうかな」と思った時です。突然ホソミモリの♂が上空から降りてきて、目の前の枝に止まってくれました。いや~ありがたい!少しお疲れぎみなのか?近づいても逃げる気配が無かったので、かなりの至近距離から撮影することが出来ました。
ここへきて、ようやくホソミモリの♀を発見!
♂はちょくちょく見かけていたので、♀がいないわけ無いとは思っていたのですが、やっぱりいました!生き残っている個体数は♀個体の方が圧倒的に少ないようです。もっと近づいて撮影したかったのですが、思いのほか警戒心が強く、すぐに逃げられてしまいました。
♂はちょくちょく見かけていたので、♀がいないわけ無いとは思っていたのですが、やっぱりいました!生き残っている個体数は♀個体の方が圧倒的に少ないようです。もっと近づいて撮影したかったのですが、思いのほか警戒心が強く、すぐに逃げられてしまいました。
こちらはキトンボの♀。本種の♀は産卵を終えると樹上へ上がってしまうので、単独個体にはなかなか出会えませんが、今回は運良く撮影することが出来ました。♀は成熟しても腹部が♂のように赤くはなりません。太身な体形とオレンジ色の翅が特徴です。
この時期、アカネの仲間は生殖活動をほとんど午前中に済ませ、午後になると水辺を離れて周辺の雑草地へ移動してきます。今年、個体数の少ないキトンボも日当たりの良い場所で元気に飛び回っていました。私を警戒し、首をかしげてこちらを見ていますね。
午後からは湿地を離れて、周辺の雑草地でトンボを探してみることにしました。
上陸後、早速登場してくれたのはルリボシヤンマ♂。イイジマほどボロという訳ではありませんが、やはりこの時期なってしまうと摂食がメインで止まってしまうことが多く、飛翔写真は無理でした。
上陸後、早速登場してくれたのはルリボシヤンマ♂。イイジマほどボロという訳ではありませんが、やはりこの時期なってしまうと摂食がメインで止まってしまうことが多く、飛翔写真は無理でした。
ひと通り湿地内を見て回り岸辺に戻ると、アンビリーバボー!またしてもルリボシヤンマが私の身体に止まってくれちゃいました(笑)。しかも今回は良く見てみるとイイジマルリボシの♂というオチ。
1度あることは2度ある?前回のルリボシ♂とほぼ同じ位置に止まったので、撮影アングルもほとんど同じ状態に。しかしこの♂も、もうボロボロです。後脚1本と後翅1枚の半分が完全に欠けてしまっています。今日まで強く生き抜いてきた証ですね。
1度あることは2度ある?前回のルリボシ♂とほぼ同じ位置に止まったので、撮影アングルもほとんど同じ状態に。しかしこの♂も、もうボロボロです。後脚1本と後翅1枚の半分が完全に欠けてしまっています。今日まで強く生き抜いてきた証ですね。
他に止まっているトンボがいないか周りを見て歩くと、イイジマルリボシヤンマの♀を見付けました。しかし、これが悲しくなるほどボロボロの個体で、飛ぶ力もほとんど残っていないようでした。ここまでくると、本当にお疲れ様でしたと言ってあげたくなりますね。こうして、生命は次の世代へ受け継がれていくのです。
トンボの時期もいよいよ終盤、「今シーズン最後の遠征地」として選んだ場所は前回と同じ釧路方面。トンボ仲間のH氏と共に湿地性のトンボを狙いに行って来ました。湿地内に入ると、早速エゾトンボの♂を発見。前回はまともな写真を撮ることが出来なかったので「よくぞ今日まで生き残っていてくれた!」と、とにかく感謝(笑)。