他に止まっているトンボがいないか周りを見て歩くと、イイジマルリボシヤンマの♀を見付けました。しかし、これが悲しくなるほどボロボロの個体で、飛ぶ力もほとんど残っていないようでした。ここまでくると、本当にお疲れ様でしたと言ってあげたくなりますね。こうして、生命は次の世代へ受け継がれていくのです。
トンボの時期もいよいよ終盤、「今シーズン最後の遠征地」として選んだ場所は前回と同じ釧路方面。トンボ仲間のH氏と共に湿地性のトンボを狙いに行って来ました。湿地内に入ると、早速エゾトンボの♂を発見。前回はまともな写真を撮ることが出来なかったので「よくぞ今日まで生き残っていてくれた!」と、とにかく感謝(笑)。