のんびりのーと「ココロコエ」dA-iki

とてもシンプルなことなんだ。
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大切なことは目に見えないんだ。

窮鼠はチーズの夢を見る ~追い窮鼠~

2020-10-20 | 映画
もう終わりそうだったので。

原作読んでからの、2窮鼠目。追い窮鼠してきました。

世間は鬼滅で、超密ですけど。

窮鼠もそれなりに人いました。

ソーシャルディスタンスで一席あいだ空いてましたけど、隣は、女子でした…。

結構、前に座ったんだけどw




…いろいろ、ありますが、

自分的には、

映画の流れはほんと、そのままでよくって、

ただ一つ、ラストにワンカット、


「今ヶ瀬が車で恭一のマンションに乗り付けて、
マンションの前を歩いているところを上から撮影、5秒」


を追加してくれてたら、

今ヶ瀬も救われて、自分的にはハッピーエンドでした!!

…まあ、時間軸もすぱっとあいてる編集の仕方だから、

あの、「ベッドで泣いている今ヶ瀬」→「灰皿洗って、高い椅子に腰かけて笑ってる恭一」→「上の自分的に最高のカット」で終わってくれれば!!!



あの、2回目、見るまでは、原作のラストが最高だったと思ってたんですが。

いや、2回目みると、映画では、原作の漫画とは違って、今ヶ瀬が出て行った後に、別れ話をしに行ってるんですよね。

そして、映画独自のシーンで、恭一がゲイバーにいくけど、店を出て泣いて歩いているシーンも挿入されていて。

これあわせると、

言葉こそないけど、原作の漫画の「恭一自身はゲイじゃないから、男を好きな人のように今ヶ瀬を愛せないけど。でも、今ヶ瀬との絆を作りたい」っていう覚悟を映画でも同じように描いていたんだなって

自分は、そう感じたんですね。

むしろ、言葉にしない分、ちょっと重くなりすぎないというか、
漫画のラストは、ハッピーエンドだけど冬の日本海っていう感じだったのでw

そうなら、映画のまんまの流れでいいじゃんと。

でも、映画のままだと、今ヶ瀬だけが救われていない感じがしたので、

自分が監督なら、さっきの妄想のワンカットで、ハッピーエンドを匂わすという。

そこまで、持って行きたかったなwww

あの、君の名は。のラストのように。そこからは先は、また別の物語。

…まあ、自分が、今ヶ瀬に共感してしまうので、幸せになってほしいよねwていう。


ほかにも、やっぱり、灰皿とたばことか、じつはかなり深いメタファーなんだなとか。

パジャマ?も交換してたかしら…。

ワインを誕生日にもらうシーンとか、お気に入りのシーンをしっかり焼き付けたり。

いやあ、初見では、ほぼR18シーンに圧倒され、なかなか恭一にも感情移入できず

もやもやもやもや、しておりましたが。

原作読んでの追い窮鼠は、してよかった。

自分の妄想カットさえ、追加?妄想?すれば、なんだ、いい話じゃんと。

さらに、原作のハッピーエンドだけど並々ならぬ絆への覚悟に比べると

ちょっと、マイルドになって、ハッピーエンドって感じにも思えて。


「窮鼠はチーズの夢を見る」の漫画、映画ともに救われた気が自分的にはして、

なんか、もやもやがなくなって、もっと好きな作品に感じるようになりました。

よかったわw


PS:ほかにもお客さんで、メンズもいましたよww





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