2021年秋、長野/岐阜の旅。
温泉と美術、「君の名は。」聖地巡礼のひとり旅!!
行ってきました。
初日。
5時間かけて糸守湖へ。もとい諏訪湖。
いやあ、迫力が。
あの予想以上でした。圧巻。
きれい。
諏訪市の立石公園に展望台があります。
ちょっと小高い丘。
でも、住宅もそれなりにあって、坂道、細いところもあります。
2日目
諏訪から新海誠監督の出身地の佐久市へ。
メルヘン街道っていう道路で山間部を抜けます。
ここが、もう、めちゃ紅葉。
紅葉狩りっていうか、山狩りってかんじ。
東山魁夷先生の作品の中をドライブしてる感じで、ほんとすごかったです。
ひたすら、紅葉。標高2000mぐらいでは、枯れ木、雪も!!
白樺の林もありました。
ほんと圧巻。
そして、新海三社神社へ。
神楽殿は、蓋?がしてあり、中をみることはできませんでした!
まあ、ふきさらしだと痛むか。
で、メルヘン街道の風景にやられて、予定追加。
長野市の東山魁夷館と最近オープンした長野県立美術館へ!
善光寺さんの横にあります。
ここもいいところなんですねえ。
隣の新設された長野県立美術館からは渡り廊下で行くようになりました。
きれい。
東山魁夷さんの作品はとても好きで。
おっきい紅葉の作品とかを期待してたんですが、、小ぶり?でしたーwww
青い作品も、あまりなくて、、湖畔の城ぐらいだったかも。
白馬シリーズとかあると思いきや、ないー。
なんか、窓シリーズという、マニアック?!な展示がされていましたよ。
まあ、でも、すこし魁夷さんに触れた感じで。
そして、一路、奥飛騨温泉さんへ。
透明な硫黄泉。
お料理もおいしかったですが。
さっぱり、きりっと。
こぼれ酒たのみました。
お店の人「じゃあ、こぼしますね~♪」
グラスから、枡にお酒がこぼれる。
枡から、テーブルにお酒がこぼれまくり!!
ええーっ。
迫力あるわ~。
これ以上は、注げないけれども。
飛騨牛のフランベ。
お店の人「2種類のお酒をブレンドして、フランベします!1度しかないからよく見てくださいね!」
自分「はいっ!(カメラも構えておくか)」
自分「???(何も起こらないや)」
お店の人「??」
お店の人「お酒が少なかった見たいです!もう一度、とってきますね!」
ええ~!!
お店の人「じゃあいきますね!」
お店の人「あっつ!!!」
ええ~っ!
自分「大丈夫ですか?!」
あの、大変おいしゅういただきました!
少しウェルダンでしたけど、とてもやわらかくて脂もおいしいやつでした!
おもしろかったです。
3日目。
一気に高山へ。
日枝神社。
このへんが、君の名は。の参考になったのかしら?!
樹齢1000年の杉。
平安時代から年月を重ねているんですねえ。
時間軸っていうのは相対的なもんで
人の人生は、一瞬なのも知れません。
その後、
岐阜県美術館へ。
箱自体は、あまり特徴を感じませんでしたww
「不在」っていうのはどういうことなのか。
それをつきつめていく3つのアーティストで構成される展覧会。
・・三枝 愛 みえだ あい さん。
形あるもの、なくなったあと、そのあとには何が残るのか、残せるのか。
芭蕉の句碑
ご自身の作られたCUBEという作品からの庭のほつれ|箱のゆくえ。
作文の推敲。
これらの題材からの展開。
失われつつも、形をかえて続いていく。
…不在って言うのは、形を変えて、存在しつづけていくことなのかもしれません。
ただ、そうなるためには、自然に放置しているだけではなくなってしまう。
ある種の気づきや、努力がないと失われてしまうのかなとも感じました。
個人的には、とても好きなアーティストさんになりました。
・・平野 真美さん
不在なものになにかすることで自分が変わっていくのかもという視点。
変身物語という、犬の死、不在に対するアプローチを作品にされています。
なかなか独特なんですが、
遺骨の入った骨壺からさ、派生していく作品群。
不在、今回は、死でしたが、そのまま終わるのではなく
そこから生み出されるもの。
ものから、感情など形のないものもうまれるのかもしれません。
・・ミルク倉庫+ココナッツ
「無は問題とはなりえない。……問題は、欠如、喪失、空虚、不在といった、それぞれまったく異なった性質のもののさまざまなあり方を規定することである。by J・ラカン」
今回は、作品群というより、こちらの方々、複数人からなるアーティスト集団ということで、みなさんで話し合って、作品をつくっていくという。かなり衝撃を受けましたね。映画とかオーケストラでもまあ、集団で芸術を表現していくんですが、脚本や楽譜という道しるべがあるからできると思うんですが、美術のカテゴリーで、しかも映像、造詣物、科学技術などばらばらなものを駆使して合作していくって、それ可能なのか!?っていう驚き。
今回は、たまたま、トーク会があるということで、文化の日でもあるし、初めてああいうのに参加しました。
まったく普段の仕事と対極にいる人たちなので。
身体と体のテーマでも、全く自分とは逆の感覚で面白かったです。
ミルコナの人は、「体から意識がなくなっていくと物体のように感じる」と。
自分的には、「意識がなくなった人でもどこかに心というか感情が潜んでいる」ように感じる事が多いんですが。
ほんと、面白い。
ちょっと質問コーナーで聞きたいこともあったんですが、
配信用に動画撮影してるっていうし、こういうの初参戦だったので
ひよって質問しませんでしたがwww
次、こんな機会があったらしてみようww
併設のアボリジニ展。
アボリジニの現物があるかと思ったら、モチーフに作品を作られてる展覧会。
それでも、原始のというか、燃えたぎる印象を受けました。
長良川温泉一泊
鉄泉。有馬温泉さんと似てますね。
百春っていうのが、とても飲みやすんですが、淡泊ではなく。
なんでも合うお酒です。
やっぱり飛騨牛
…フランベはないですよ。
鰤もほくほくです。
最終日
豊田市美術館
こちらも何回か行ってるんですが、おちつく美術館です。
周辺の環境もいいんでしょうね。
・絶対現在。コレクション展。
展示室一フロアという狭いめのコレクション展といえど、時間というものをテーマに、過去、現在、未来まで。最後の部屋では、時の概念を越えた印象に。きて、よかった豊田市。
もう度肝を抜かれたのは、
河原 温さんの<百万年-過去><百万年-未来>
1ページに500年ずつ100万年の年号をタイプした作品。
全20巻。
悠久の時をたかだか20巻で表現しえたこの手法。
そして、逆説的に、
人類が誕生してからのページは、数十ページ。
人一人の一生は、ほんの4-8行ぐらい。
この時間軸の基準の捉え方を変えることで
いろんな事象の意味も変わってくるのかなと。
久しぶりに、どっぷり旅行、のんびりもして、楽しい感じでした!
PS1
漬物ステーキ。
飛騨名物?!
お漬物に卵を落として火で炒るという。
たしかにおいしかったけど。
漬物の汁をしっかり切って、卵を多めの方がいいのかな。
PS2.
岐阜県ですが、
低地になると、まだまだ緑。
近畿も緑です。
秋を2度満喫できそうです!
温泉と美術、「君の名は。」聖地巡礼のひとり旅!!
行ってきました。
初日。
5時間かけて糸守湖へ。もとい諏訪湖。
いやあ、迫力が。
あの予想以上でした。圧巻。
きれい。
諏訪市の立石公園に展望台があります。
ちょっと小高い丘。
でも、住宅もそれなりにあって、坂道、細いところもあります。
2日目
諏訪から新海誠監督の出身地の佐久市へ。
メルヘン街道っていう道路で山間部を抜けます。
ここが、もう、めちゃ紅葉。
紅葉狩りっていうか、山狩りってかんじ。
東山魁夷先生の作品の中をドライブしてる感じで、ほんとすごかったです。
ひたすら、紅葉。標高2000mぐらいでは、枯れ木、雪も!!
白樺の林もありました。
ほんと圧巻。
そして、新海三社神社へ。
神楽殿は、蓋?がしてあり、中をみることはできませんでした!
まあ、ふきさらしだと痛むか。
で、メルヘン街道の風景にやられて、予定追加。
長野市の東山魁夷館と最近オープンした長野県立美術館へ!
善光寺さんの横にあります。
ここもいいところなんですねえ。
隣の新設された長野県立美術館からは渡り廊下で行くようになりました。
きれい。
東山魁夷さんの作品はとても好きで。
おっきい紅葉の作品とかを期待してたんですが、、小ぶり?でしたーwww
青い作品も、あまりなくて、、湖畔の城ぐらいだったかも。
白馬シリーズとかあると思いきや、ないー。
なんか、窓シリーズという、マニアック?!な展示がされていましたよ。
まあ、でも、すこし魁夷さんに触れた感じで。
そして、一路、奥飛騨温泉さんへ。
透明な硫黄泉。
お料理もおいしかったですが。
さっぱり、きりっと。
こぼれ酒たのみました。
お店の人「じゃあ、こぼしますね~♪」
グラスから、枡にお酒がこぼれる。
枡から、テーブルにお酒がこぼれまくり!!
ええーっ。
迫力あるわ~。
これ以上は、注げないけれども。
飛騨牛のフランベ。
お店の人「2種類のお酒をブレンドして、フランベします!1度しかないからよく見てくださいね!」
自分「はいっ!(カメラも構えておくか)」
自分「???(何も起こらないや)」
お店の人「??」
お店の人「お酒が少なかった見たいです!もう一度、とってきますね!」
ええ~!!
お店の人「じゃあいきますね!」
お店の人「あっつ!!!」
ええ~っ!
自分「大丈夫ですか?!」
あの、大変おいしゅういただきました!
少しウェルダンでしたけど、とてもやわらかくて脂もおいしいやつでした!
おもしろかったです。
3日目。
一気に高山へ。
日枝神社。
このへんが、君の名は。の参考になったのかしら?!
樹齢1000年の杉。
平安時代から年月を重ねているんですねえ。
時間軸っていうのは相対的なもんで
人の人生は、一瞬なのも知れません。
その後、
岐阜県美術館へ。
箱自体は、あまり特徴を感じませんでしたww
「不在」っていうのはどういうことなのか。
それをつきつめていく3つのアーティストで構成される展覧会。
・・三枝 愛 みえだ あい さん。
形あるもの、なくなったあと、そのあとには何が残るのか、残せるのか。
芭蕉の句碑
ご自身の作られたCUBEという作品からの庭のほつれ|箱のゆくえ。
作文の推敲。
これらの題材からの展開。
失われつつも、形をかえて続いていく。
…不在って言うのは、形を変えて、存在しつづけていくことなのかもしれません。
ただ、そうなるためには、自然に放置しているだけではなくなってしまう。
ある種の気づきや、努力がないと失われてしまうのかなとも感じました。
個人的には、とても好きなアーティストさんになりました。
・・平野 真美さん
不在なものになにかすることで自分が変わっていくのかもという視点。
変身物語という、犬の死、不在に対するアプローチを作品にされています。
なかなか独特なんですが、
遺骨の入った骨壺からさ、派生していく作品群。
不在、今回は、死でしたが、そのまま終わるのではなく
そこから生み出されるもの。
ものから、感情など形のないものもうまれるのかもしれません。
・・ミルク倉庫+ココナッツ
「無は問題とはなりえない。……問題は、欠如、喪失、空虚、不在といった、それぞれまったく異なった性質のもののさまざまなあり方を規定することである。by J・ラカン」
今回は、作品群というより、こちらの方々、複数人からなるアーティスト集団ということで、みなさんで話し合って、作品をつくっていくという。かなり衝撃を受けましたね。映画とかオーケストラでもまあ、集団で芸術を表現していくんですが、脚本や楽譜という道しるべがあるからできると思うんですが、美術のカテゴリーで、しかも映像、造詣物、科学技術などばらばらなものを駆使して合作していくって、それ可能なのか!?っていう驚き。
今回は、たまたま、トーク会があるということで、文化の日でもあるし、初めてああいうのに参加しました。
まったく普段の仕事と対極にいる人たちなので。
身体と体のテーマでも、全く自分とは逆の感覚で面白かったです。
ミルコナの人は、「体から意識がなくなっていくと物体のように感じる」と。
自分的には、「意識がなくなった人でもどこかに心というか感情が潜んでいる」ように感じる事が多いんですが。
ほんと、面白い。
ちょっと質問コーナーで聞きたいこともあったんですが、
配信用に動画撮影してるっていうし、こういうの初参戦だったので
ひよって質問しませんでしたがwww
次、こんな機会があったらしてみようww
併設のアボリジニ展。
アボリジニの現物があるかと思ったら、モチーフに作品を作られてる展覧会。
それでも、原始のというか、燃えたぎる印象を受けました。
長良川温泉一泊
鉄泉。有馬温泉さんと似てますね。
百春っていうのが、とても飲みやすんですが、淡泊ではなく。
なんでも合うお酒です。
やっぱり飛騨牛
…フランベはないですよ。
鰤もほくほくです。
最終日
豊田市美術館
こちらも何回か行ってるんですが、おちつく美術館です。
周辺の環境もいいんでしょうね。
・絶対現在。コレクション展。
展示室一フロアという狭いめのコレクション展といえど、時間というものをテーマに、過去、現在、未来まで。最後の部屋では、時の概念を越えた印象に。きて、よかった豊田市。
もう度肝を抜かれたのは、
河原 温さんの<百万年-過去><百万年-未来>
1ページに500年ずつ100万年の年号をタイプした作品。
全20巻。
悠久の時をたかだか20巻で表現しえたこの手法。
そして、逆説的に、
人類が誕生してからのページは、数十ページ。
人一人の一生は、ほんの4-8行ぐらい。
この時間軸の基準の捉え方を変えることで
いろんな事象の意味も変わってくるのかなと。
久しぶりに、どっぷり旅行、のんびりもして、楽しい感じでした!
PS1
漬物ステーキ。
飛騨名物?!
お漬物に卵を落として火で炒るという。
たしかにおいしかったけど。
漬物の汁をしっかり切って、卵を多めの方がいいのかな。
PS2.
岐阜県ですが、
低地になると、まだまだ緑。
近畿も緑です。
秋を2度満喫できそうです!